第2次スムージーブーム到来
2012年頃から人気に火がつき、すっかり女性のヘルシー食の一つとして定番化した「スムージー」。生活者の意識・実態に関する調査を行うトレンド総研(東京・渋谷)は、現在再びスムージーへの注目が高まっており「第2次スムージーブーム」とも言える現象が起きつつあると分析する。
その背景にあるのが、間食シーンにおける需要の拡大。最初にブームが起きた2012年からの数年間は、“ 朝食 ”としてのニーズが中心だったが、最近は“ 間食 ”としてスムージーを楽しむ人が増えているという。以下は同社が行った調査結果(調査対象:20~40代 有職者女性500名)。
- 1位:栄養が摂れるから(71%)
- 2位:野菜が摂れるから(67%)
- 3位:カロリーが低いから(34%)
- 4位:コンビニなど近くの場所で買えるから(32%)
- 5位:腹持ちがよいから(29%)
- 6位:手が汚れないから(20%)
- 7位:少量で満足感があるから(18%)
カゴメが3月20日より放映開始した、「野菜生活100Smoothie」の新TVCMでは、小腹を満たす間食として「スムージーでヘルシースナッキング」と商品をPRする。ヘルシースナッキングとは、食事と食事の間に適度にヘルシーな間食を取り入れることで、暴食や血糖値の急上昇を防ぐおやつの食べ方のこと。
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