シニアが参加したいと思う団体と、実際の参加状況
平成29年版高齢社会白書(内閣府)によると、60歳以上の男女が「参加したい」と思っている団体で圧倒的に多い回答が「趣味のサークル(31.5%)」「健康・スポーツのサークル・団体(29.7%)」。しかし実際に参加しているのは「趣味のサークル(18.4%)」「健康・スポーツのサークル・団体(18.3%)」で、ニーズと実際の行動には開きがある。
趣味や健康関連のサークル・団体に参加したいと思っていても実際に参加していない人が多い理由についてまでは調査されていないが、「経済的な障壁」「きっかけがない」「情報不足で自分に適した団体を見つけられない」などが考えられる。趣味・健康に顕在的に関心を寄せるシニアは多い。シニア世代を取り込むには、タッチポイントを増やしたりきっかけを提供することがポイントと言えそうだ。
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