夏のダイエットマーケティングに 女性が振り向くキーワード(1/3)

(記事公開:2016年6月,最終更新2017年6月)
今年のダイエットマーケティングの特徴を理解しておこう。

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楽&簡単「短期決戦型」から、「精神衛生重視型」へ

これまでは「〜日間で〜kgやせる!」などと言った、「短期決戦型でどれだけ簡単にやせられるか?」が話題を集められるダイエットの鉄則、という風潮があり「好きな食べ物を我慢したくない!」「運動なんてつらい!」「楽して簡単に細くなりたい!」と願う多くの女性からの絶大なる支持を集めていた。果物や野菜を使った単品ダイエット、置き換えダイエット、食事制限などだ。

しかし近年は、単純に「短期間で痩せる」「楽にやせる!」と謳っただけでは響きづらくなっている。それに代わり浸透しているのが「自己肯定」「自己受容」「自分らしさ」「ライフスタイルとして楽しむ」といった要素をベースにした、精神衛生を重視する概念だ。以下のようなポジティブ思考がそれに当てはまる。

  • 太っている自分を否定しない。自分の体型で好きなところを見つけて磨きをかけよう!
  • ファッションモデルや芸能人の体重や体型を指標としない。自分の身長、体型に合った体づくり!
  • 体重の数字だけにとらわれない。女性らしいボディラインかどうか?が大事!
  • 短期で痩せても、結局すぐにリバウンド。それより、時間をかけて生涯太らない体質に変えたい!
  • 嫌いなダイエットは続かない、だから毎日楽しみながらゆるく続けたい!

新しい概念が広がり始めている背景

精神衛生重視型は、必ずしも楽で簡単なわけではない。時間がかかるが、それでもダイエットのプレッシャーやストレスからは解放される。「女性=いつもやせたいと思っている、常にダイエットに興味がある」と思われがちだが、深層心理には、ダイエットに対するイメージは「辛い」「憂鬱」「続けられるか不安」「続けられない自分が情けない」「結局いつも最後はドカ食いして自己嫌悪…」という自己否定やネガティブ要素が並ぶ。

「ダイエットそのものが辛い」と感じるのと同じくらいダイエット中に自己否定(体重や体型に対する自己否定だけではなく、メンタルが弱い自分に対する自己否定も含む)する女性は多く、それがまたストレスになっている。ダイエットが「短期決戦型」から「精神衛生重視型」に切り替わっている要因としては、そのような心理状態が反映されていることの他に、いくつかの「意識変化」も関係しているだろう。

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