続く“キックボクシング女子”ブーム 女性を魅了しているのは何?(3/3)
プロ、アマチュアのキックボクシングの世界を覗いてみよう
フィットネスとして人気を集めるキックボクシングだが、格闘技として楽しむ女性もいる。世界ランキングで上位に名を連ねる女性キックボクサーや、キックボクシングに関する発信メディアを見てみよう。
【伊藤紗弥】“天才ムエタイ少女”、世界三冠女王
4歳からムエタイを学んできた伊藤紗弥選手は、現WMC世界ミニフライ級チャンピオン。階級はピン級、ミニフライ級。ほかタイ国S-1、タイ国テープラシットスタジアムでも優勝し、世界三冠女王としてムエタイ会に君臨している。今までに獲得したタイトルはアマチュアを含めて20以上。ムエタイの才女として知られているが、キックボクシングの大会「KNOCK OUT」にも出場。
【陣内まどか】“キックの美しき女王”、WPMF日本女子バンタム級王座
陣内まどか選手。2009年にキックボクサーとしてプロデビュー、2013年の同級王座決定戦でタイトルを獲得。また2011年にはWPMF日本女子バンタム級王座の獲得にも成功している。
プロ、アマチュアの試合観戦
J-NETWORK
キックボクシング大会を運営するJ-NETWORKは、団体に捉われることなく誰であっても王座に挑戦できることを目指し、所属を問わず興行に参加できることが特徴。このシステムは日本のキックボクシング団体では初。J-GIRLSという女性選手だけのプロの大会がある。また男女、プロ・アマチュア、階級ごとにJ-NETWORK認定の公式ランキングも随時更新。アマチュアのキックボクシングに関しても、設立当初から積極的に取り組んでいる。
KNOCK OUT
「選手のチケット手売り禁止」、「観客が疲れずに観れるよう試合数は1大会で6~7試合」、「キックボクシングの上位概念を作る」というテーマのもと、2016年に旗揚げされたキックボクシングイベント「KNOCK OUT」。出場する選手はすべてプロ。テレビ放送や配信も積極的に行っており、専用のYou Tubeチャンネルも開設している。
プロのキックボクシング女子の情報を発信するメディア
イーファイト
“格闘技をEnjoyする情報サイト”イーファイトは、キックボクシングやムエタイ、柔術とジャンル別に格闘技の情報を配信。無料でイベント日程や選手名鑑を見ることもできるが、会員になると試合動画やトレーニング動画も視聴可能。より幅広く楽しむことができる。
GONG
GONGは1986年創刊の格闘技専門誌「ゴング格闘技」のウェブ版。雑誌と同様に、世界の格闘技ニュースから、インタビューや試合リポート、など格闘技ファンのための情報を配信。大会情報はプロからアマチュアまで取り扱っている。
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