米女性誌の宣言「アンチ・エイジングやめます」世界的な流れ起きる予感

アメリカの人気美容雑誌allure(アルーア)は、「若さ=美」「加齢=下り坂」という世の中の加齢に対する考え方を変えるために、今月号から誌面で「アンチ・エイジング」という言葉を使わないことを宣言した。このニュースは米国のみならず日本でも話題になっており、国内ではニュース番組やwebメディアでも多く取り上げられている。

<合わせて読みたい記事>
広がる「アンチ・アンチエイジング」今時女性が目指す年齢の重ね方
「アンチエイジング」嫌う女性たち 次の共通語は?
VoCE炎上「女の市場価値はいくつまで」他、特集記事にも疑問の声多数

近年、美容の価値基準は世界的に変化が起きており、「年齢が若い」「若く見える」「スリムな体型」「容姿端麗」が美しさの条件というかつての考え方から、内面や生き方、個性を重視する考え方が強まっている。実際に注目を集めるのは、スリムなモデルや女優だけではなく「ぽっちゃり体型」「高齢モデル」「夢や目標向かって突き進む、意思の強い女性」「自分の個性を大事にする女性」など、様々な「美しさ」を持つ女性たちだ。

<合わせて読みたい記事>
世界的に注目集める「プラスサイズ」
世界中が注目 ギネス認定の世界最高齢モデルは88歳
受賞者コメントは「外見」ではなく「生き方」 アンチエイジング大賞2017発表

「容姿端麗で若いことだけが美の基準」という考え方に、世界中の女性たちは疲れているし辟易とし始めている。何せ、それだけが自分の価値になってしまったら、加齢とともに女性はどんどん生きづらくなってしまうのだから。

同誌の脱アンチエイジング宣言は、日々エイジングケアに取り組みながらも深層心理では「アンチエイジングから解き放たれたい…」と願っていた多くの女性たちから賛同を得るだろう。アメリカの有名女性誌による宣言はインパクトが大きく、いよいよ本格的に世界的な「脱アンチエイジング」の流れが起きそうだ。⇒ 「アンチ・エイジング」やめます。女性は年齢を重ねても美しいから。女性誌が宣言(ハフィントンポスト)

【編集部おすすめ記事】
白髪に憧れる女性75%?エイジングは「ありのままを受容する」流れに
「白髪」とは言わせない シニア女性のおしゃれの象徴に
【保存版】ヘルスケア女性マーケティングに役立つ!政府公表の資料・データまとめ
【保存版】女性向けヘルスケアビジネスの基本と全体像が分かる!まとめ

PAGE TOP
×