進む睡眠時間のヘルスケア活用 貼るだけでダイエット
寝ている間に着圧ソックスで脚のむくみケア、目元や法令線など小じわが気になる部分にパック、ネックウォーマーで首や肩周りの疲れ取り、睡眠中用の下着で夜のバストケア、鼻呼吸に誘導する口閉じテープなど、消費者の睡眠時間を狙った商品が年々増えている。毎日24時間、限られた時間の中で様々なタスクに時短を求める人が増える中、寝ながらできるヘルスケア商品の利便性は高い。
今月新たに登場した ” 寝ながらヘルスケア商品 ” は、貼るだけで体の気になる部位のポイントスリム効果を期待できるというCURVE SHEET(カーブシート)。
カーブシートはホスファチジルコリン(※)含有ボディ用シートで、ユニッシュとコスメディ製薬の共同開発により誕生した。20代~60代の一般女性20名を対象に行った有用性試験で各被験者が自宅で睡眠時間を利用し、5週間、毎日腹部に7~8時間貼ったところ、CT画像測定、超音波エコー測定、体組成分析、採寸など測定の結果、被験者の80%以上に、貼付部位の脂肪減少による改善傾向が得られたことを確認したという。まさに寝ながらダイエット。女性たちの注目度は高そうだ。
(※)ホスファチジルコリンは、大豆などに含まれるレシチンの主要成分で、リン脂質の中でも特に重要なはたらきを示し、神経、細胞内の伝達物質として機能調整をおこなっており、神経伝達物質アセチルコリンの原料となる。脂肪の代謝や血中コレステロールの調整を助ける働きもあり、水と油を混ぜ合わせる乳化(界面活性)作用に優れ、脂肪細胞内の油滴に蓄えられた脂肪の分解を促進します。メソセラピーの脂肪分解剤として使用される代表的成分で、レシチンから高純度精製した100%原料の化粧品成分表示名称は「ホスファチジルコリン」という。
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