参考にしたい女性視点 日産レディ・ファースト

商品・サービスの紹介をする際に、女性視点を大切にしていることを消費者にアピールする企業が増えているが、”見せかけ” も多い。そのよくある例が、「商品のカラーバリエーションにピンク色を加える」だったり、「『女性視点で開発した商品です』と前面訴求しているが、どこがどのように『女性視点』なのか不明瞭」というケースだ。

“見せかけ”だけの「女性視点を大事にしています!」アピールでは、せっかくの女性マーケティングも成果につながらない。見せかけではない「本当の女性視点」とはどのようなことなのか?

参考にしたいのが日産の取り組み「日産レディファースト」。同社サイトには「女性にうれしい、増えてます」の記載があり、まさに女性にとってうれしいコトが盛りだくさんだ。詳細は同社HPをご覧頂ければ具体的に何が「女性視点」なのかを理解できる。以下では、ウーマンズラボ編集部視点で、他社も参考にしたい点を挙げてみた。

  • 少ない情報量。HPがシンプルで、欲しい情報にアクセスしやすい
  • 女性が車を選ぶときに重視する点「色」「大きさ」「お金」の3分類で車種の比較ができる
  • 女性が苦手とする難しい解説がない分、とっつきやすい
  • 店舗の様子を豊富な写真で見せることで、行く前の不安を払拭
  • 口コミを参考に検索できる。車のホントの評判を確認できる
  • 車種ごとに異なる燃費の良し悪しをイラストで表現、分かりやすい
  • キッズラウンジがあるので安心して子どもと一緒に出掛けられる
  • 女性スタッフが対応してくれる
  • 清潔な店内
    など

もちろん、主役である車そのものも女性に嬉しい機能を備えている。ファミリーカーとして人気の高いセレナは、子供を抱えていたり両手で買い物袋を持っている状態でも、足をドアの下に出し入れすることでドアを開閉できる「ハンズフリーオートスライドドア」機能がついている。ママに優しい車だ。

男性が考えがちな「女性視点」は、「見た目のかわいらしさ(デザイン)」に集中しがちだが、女性が求める「女性視点」はそれだけではない。デザイン以外にも「使い勝手」「(商品特性など説明の)分かりやすさ」「コスパ」「スッタフの対応の良し悪し」「店舗の雰囲気(清潔感)」など多岐にわたる。日産レディ・ファーストの店舗がお近くにある方は、ぜひ足を運んでみよう。参考になる点が多い。

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