肌に良さそう、でもよく分からない…認知度高いが理解度低い成分
「コラーゲン=美肌づくりに良い」というイメージは多くの女性の間ですっかり定着しているが、「食品からでは効果がなさそう」「何が原料か分からない」などネガティブな印象を持っているい人もおり、実は十分に理解されていないようだ。
雪印ビーンスターク(東京・新宿区)が実施した「シニアの美容・筋肉・栄養に関する意識調査」の「コラーゲンにはどのようなイメージを持っていますか(複数回答)」の質問では次のような回答結果となった。「肌に良さそう」「健康に良さそう」が上位となったが、注目したいのはそれ以下の項目だ。
- 何が原料かわからない(16%)
- 効果的な摂取方法が気になる(16%)
- 食品からでは効果がなさそう(14%)
認知度が高いコラーゲンでも上記のようなイメージがあるのは意外かもしれない。以前ウーマンズラボでご紹介した「ビタミンEの効能について正しく理解している女性は3割以下」という事例もあるように、「認知度が高く誰もが知っているはず」といったものでも、実は正しく理解されていないケースは意外に多いのかもしれない。
正しい理解がされず、むしろ勝手なマイナスイメージを持たれてしまうと機会損失につながりかねない。例えメジャーで多くの消費者に定着しているとは言え、企業は十分過ぎるほどの正しい情報発信が必要だろう。
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