女性の疲れ度合い増すのは何曜日?消費者への提案は曜日を考慮したい
働く女性を対象にしたバスクリンの「働く女性の曜日と疲れ・ケアに関する意識一斉調査」で、「疲れ」の境界線が水曜日の午後であることがわかった。月曜日〜金曜日に働き土日は休日、という一般的な働き方をしている女性に向けて商品・サービスを提案するなら、曜日との相性を考慮するのが良いかもしれない。
水曜日以降、午後はお疲れモードへ
「疲れを最も感じるのはいつか?」という質問では、水曜日の午後から疲れを感じる人が増え始め、木曜日の午後、金曜日の午後と、週末に向かうにつれ疲れを感じる人が増えていくことがわかった。また、午前よりも午後に疲れを感じる人が多いことも特徴として見えてくる。
働く女性への提案は「疲れ度合い」の見極めも戦略に
疲れを感じ始める境界線とも言える「水曜日」に関する意識に関しては、「週末まで2日もあると思うと、肉体的に疲れを感じ、精神的にも疲れを感じる」「週の半ば。まさに山・山・山。これを越えれば週末だ~い。先が長い…」「実際に水曜日仕事が終わるとものすごく疲れているから。仕事が木曜日までなら良いのにと、ほぼ毎週思っています」という回答が挙がっており、週半ば〜週末にかけて精神的にも肉体的にも体力が落ちている様子がうかがえる。
働く女性にスポーツなどのアクティブな商品・サービス・イベントを提案するなら、心身ともに疲れをまだ感じていない週明けに。反対に、リラクゼーションやエステ、疲労回復を目的にした商品・サービス・イベントは、疲れを感じやすい週半ば〜週末に提案するのが、女性に受け入れられやすいかもしれない。
【編集部おすすめ記事】
■社内診療所に「女性外来」設置、女性の健康問題に医師・保健師が対応 勘定奉行のOBC
■女性特有の自殺リスク、対策は急務
■なでしこ銘柄の評価項目に「フェムテックの活用」を新たに追加 女性従業員の健康支援促進に
■健康課題の男女差をグラフで理解、女性特有・男性特有の病気の患者数
■働く女性のストレス、ピーク期を分析 58歳以降で高ストレス者が減少