女性向けホームページ制作 11のコツ(1/3)

女性向けのホームページ制作やデザインでは、押さえておくべきポイントがあります。女性マーケティング戦略支援を行うウーマンズは、ホームページ制作会社ではありませんが、様々な企業から「女性ターゲットのホームページをつくるから(リニューアルするから)、女性マーケティング視点で手伝ってもらえないか?」というご相談を頂きます。

その際ウーマンズは、制作会社と弊社クライアントの間に入って、女性マーケティング視点でホームページディレクションを行います。さまざまな制作会社と一緒に多くのホームページ制作を手掛けてきた中で、集客につながる・成果につながるホームページには共通項があることが分かってきました。

女性向けホームページ制作には共通項がある

業種・取り扱い商品サービス・価格帯・ターゲットなどによりホームページ制作・デザインで気を付ける点・工夫すべき点は異なりますが、当稿では、女性向けホームページ制作の基本として押さえておくべきポイントを、「【セミナー】女性を動かすHPとは?興味関心を惹く、今どきHPの戦略・仕掛けを学ぶ」にご参加頂いた皆様からのご質問に回答する形で11個、お伝えいたします。

女性向けホームページ制作のヒント11

女性客の反応をあげるホームページ戦略にはさまざまな解決策がありますが、今回ご参加者様から頂いたご質問には、女性マーケテイング視点を中心に回答させていただきます。一つの解決案・戦略案としてぜひご参考ください。

【Q1.】 滞在時間を延ばすホームページ、女性が思わずクリックしたくなるしくみは?

滞在時間を延ばす・クリックしてもらうためには、ホームページそのもののつくり(バナーを立体的にする、色を目立たせる、導線を工夫するなど)ばかりが注目されがちですが、それらを工夫することに合わせ「訪問者のニーズにマッチしたコンテンツを掲載すること」 「コンテンツそのものの魅力度」が重要です。この視点が意外と見落とされがちです。

HP制作に入る前段階でまずは「コンテンツ企画」から行ってみてはいかがでしょうか。その際、ライフコース視点から策定するターゲット女性の「価値観・ニーズ」を反映したコンテンツ企画であることが前提です。

【Q2.】 母親も父親もターゲットなので中途半端なHPに。どうすればいい?

女性マーケティングの視点から考えると、母親も父親もターゲットになっている場合は母親をターゲットにしてホームページ制作を進めることをおすすめします。理由は次の通りです。

  • 理由1:多くの家庭では家族ゴトに関連する商品サービスの検索・検討・決定を下すのは女性。女性に絞って訴求する方が反応を得られやすい。
  • 理由2:ターゲットを母親と父親の両方にすると、ご質問の通り「中途半端」なつくりになってしまう。
  • 理由3:母親をターゲットに絞ることでホームページのその後の運用(広告出稿やSNSとの連携など)も母親向けに訴求でき、戦略に一貫性を持たせることができる。つまり成果を出しやすい施策を行える。

【Q3.】 集客できるHPにするための工夫とは?

集客できているホームページは、「制作を始める前に事前に策定しておくべき戦略」が明確です。基本的なSEO対策やSNSとの連携、広告出稿などで集客効果を上げることは可能ですが、それはそもそも「ターゲット女性の興味を惹く商品・サービス訴求ができていること(例:コンセプトが新しい/差別化が明確/その差別化が魅力的/キャッチフレーズが分かりやすいなど)」が前提です。集客に強いホームページ制作を行うためには次の順番で進めます。

  1. 「制作を始める前に事前に策定しておくべき戦略」を明確にする
  2. 制作会社に依頼する際、1を伝える
  3. ホームページ完成
  4. 集客につながる施策(SNSとの連携、広告出稿など)の実行

1で策定すべき戦略は「コンセプト」「1番の強み」「差別化」「ライフコース視点によるターゲット設定」「世界観(ブランディング)」「NGな世界観(ブランディング)」「キャッチフレーズ」などです。ここで最も気を付けたいのは「コンセプト」「1番の強み」「差別化」の策定です。商品・サービスが過剰状態にある今、「ありきたりにならないようにしながらも、しっかりニーズに応えている、かつ新しさがある」ことがとても重要です。

PAGE TOP
×