女性向けホームページ制作 11のコツ(3/3)

【Q9.】アプリの傾向・押さえておくべきポイントは?

女性若年層のアプリ利用率は年々急激に増加しています。「何を目的とするのか?」により、「アプリ」「Webサイト」の両方を用意するのが良い場合と、いずれか片方のみで良い場合とに分かれます。女性マーケティング視点から考える最近の人気アプリの特徴としては、「短時間動画コンテンツ」「ゲーミフィケーション要素が強い」「匿名交流型」「直観的に理解・利用できる」「還元型」が挙げられます。

【Q10.】SNSとの連携・位置づけの考え方とは?

集客、リピーター獲得が必要であればSNSは有効です。ただし、お客様が欲しがる情報を発信し続ける必要があります。SNS活用に成功している企業は、平行してホームページを閲覧してもらえる施策をとっています。SNSはあくまでタイムラインの位置づけ、ホームページは詳しい内容や正式な情報を掲載する、という位置づけがベストです。

また、SNSは単純な情報発信ではなく、商品・サービスの世界観を見せる・伝える役割もあります。「ただ運営する」のではなく、SNSを運営することによりどのようなブランディングを目指すのか?をしっかり策定する必要があります。企業の人気アカウントでは、各社「色」があります。友達のような話しかけ方で親近感を持たせたり、癒し系キャラクターで小さな笑いと癒しを提供したり、会話のやりとりを楽しむことを提供するなど、人気アカウントは「色」が明確です。

【Q11.】女性向けオウンドメディアについて

「女性集客につながる・ブランディングにつながる・他社との差別化につながる」オウンドメディアの運営を始める際におすすめなのが以下の書籍です。集客・売上につながるオウンドメディア運営の基本を理解できます。


商品を売るな コンテンツマーケティングで「見つけてもらう」仕組みをつくる

ウーマンズに頂くご相談の一つが、美容・健康のオウンドメディアを立ち上げるお手伝いです。その際、オウンドメディアのたたき台を拝見するのですが、共通して感じるのは「他社既存メディアとの差別化が全くない=このままの案で立ち上げても誰も見にきてくれないのでは…」ということです。

美容・健康のメディアは飽和状態にあるので特に差別化が難しくなりますが、成果につながるオウンドメディアを運営するためには「テーマ設定(差別化)」が最も大切です。例えば、次のようなテーマに絞ることで、競合との明確な差別化を打ち出しつつ、また消費者のニーズに応えることができます。成果につながりやすいメディア運営ができるのではないでしょうか。

  • 不動産業者が運営する物件紹介メディア⇒リノベしたオシャレ物件のみを掲載するサイトに絞った情報を掲載する
  • 自動車販売店が運営するメディア⇒車そのものを紹介するのではなく、ドライブで訪れたい観光地の情報を掲載する
  • エイジングケアに関するメディア⇒対象を更年期の女性に絞り、更年期に特化した情報を掲載する

サイトそのもののユーザビリティの改善・工夫や、サイト内の回遊設計、リピート訪問してもらうための仕掛け、サイトに誘導するための導線設計、文体、使用するイラストの系統など、制作視点からの工夫や戦略ばかりが重視されがちですが、女性マーケティング視点で考えた場合は、オウンドメディアの軸となる「テーマ設定」も同じく重視すべきです。

女性集客に強いホームページ制作・デザイン会社を選ぶときのコツ

では実際にホームページ制作を依頼する際、どのような点に気を付ければ良いのでしょうか。多くの制作会社と一緒にお仕事をしてきた中で弊社ウーマンズが思う、女性集客に強いホームページ制作・デザイン会社選定のコツをお伝えします。

女性集客につながるホームページ制作ができるかどうか?はどの制作会社に依頼するかに依存する部分は大きく、実力ある制作会社だと、依頼者が伝えたイメージや意図をきちんと理解してくれるので、修正などのディレクション回数を大幅に減らせます。一方で実力不足の制作会社だと、依頼者が伝えたイメージや意図をなかなか理解してもらえず何度も修正依頼を出したり、細かな部分まで依頼者が考えなければならないなどの負担が増えてしまいます。

女性集客に強いホームページ制作・デザイン会社を選ぶときは以下についてチェックしてみましょう。

  • 制作チームに女性デザイナーや女性スタッフがいる
  • 女性向けホームページ制作実績が豊富(女性向けホームページに特化している)
  • 女性向けホームページならではの言葉の表現方法やデザイン特性などを理解している
  • 制作前の「企画」の段階から提案を行ってくれる
  • 単純な制作だけでなく、ホームページを使ったマーケティング戦略まで考慮した設計を提案してくれる
  • 制作完了後も継続的なサポートを行ってくれる
  • ブランディングの重要性を理解している
  • 「指示待ち族」ではなく「積極的な提案」をしてくれる
    など

 

 

 

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