【男女の違いvol.31】中高年層、ネットの健康情報をどれくらい信じてる?
高齢層におけるインターネット利用率は着実に広がっており、60代で75.7%、70代で53.6%、80歳以上で23.4%となっている(総務省「通信利用動向調査平成28年」)。年々利用率は上昇しているが、ネット情報に対する信用度合はどれくらいなのか?男性と女性で明確な違いが出た(内閣府「平成30年版高齢社会白書」)。
性別・年代別、健康・医療情報のネット利用率
「医療や健康に関する情報をインターネットで調べたことがあるか」という質問に対し、以下の結果となった。男女ともに55~69歳では大きな差はないが、70歳を超えると男性の利用率は女性よりも高くなり、その差は大きくなる。
男性
- 55~59歳:62.4%
- 60~64歳:57.5%
- 65~69歳:36.6%
- 70~74歳:25.9%
- 75~79歳:21.1%
- 80歳以上:8.6%
女性
- 55~59歳:71.2%
- 60~64歳:50.8%
- 65~69歳:32.9%
- 70~74歳:16.6%
- 75~79歳:7.5%
- 80歳以上:2.1%
ネット情報の信頼度
では、健康・医療に関する情報をどこまで信じているのか?次のグラフは男女の単身世帯のみを対象にした調査結果になるが、男女間で明確な差が見られた。「インターネットの情報を行動の根拠にしているか?」という質問に、女性の約半数が「他の情報とあわせて判断し有用な情報であれば行動の根拠にしている(48.0%)」と回答したのに対し、男性は約半数が「いずれの情報も参考程度で行動の根拠にはしない(47.4%)」と回答した。
前述の「医療や健康に関する情報をインターネットで調べたことがあるか」では、全体的に男性の方が調べたことがある人の割合が高いが、ネット情報に対する信頼度に関しては女性の方が男性よりも高い結果になっている。女性の方が情報による行動変容が起きやすいと言えるのかもしれない。
男性
- ほぼ信用して行動の根拠にしている:5.3%
- 他の情報とあわせて判断し有用な情報であれば行動の根拠としている:36.8%
- いずれの情報も参考程度で行動の根拠にはしない:47.4%
- いずれの情報も行動の根拠にしない:5.3%
- 分からない、不明:5.3%
女性
- ほぼ信用して行動の根拠にしている:16.0%
- 他の情報とあわせて判断し有用な情報であれば行動の根拠としている:48.0%
- いずれの情報も参考程度で行動の根拠にはしない:36.0%
- いずれの情報も行動の根拠にしない:0.0%
- 分からない、不明:0.0%
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