日本のワインツーリズム成功するか?他国の成功事例と課題
(2024年4月更新)
観光だけではなく、他に明確な目的を持って旅行を楽しみたい人が増えたことで、健康増進と観光を組み合わせる「ヘルスツーリズム」、スポーツイベントと観光を融合する「スポーツツーリズム」、旅行中のコト体験を重視する「タビナカ体験」などが注目を集めている。
国民全体の健康意識の高まりや政府の積極的な推進もあり、ヘルスケアツーリズムとスポーツツーリズムは徐々に活況を見せつつあるが、一方で、国内のワインツーリズムの可能性はどうなのか?長野県や山梨県を始めとして国内産のワインが徐々に知られるようになり、ワインツーリズムや各種イベントが開催されているが、今後さらに活発化させるためには、日本産ぶどうの不足や宿泊施設の不足、その他様々な課題を乗り越えなくてはいけないようだ。海外で成功しているワインツーリズムの事例や海外・国内のワインツーリズムの状況などについて書かれたレポートのご紹介。⇒レポート「世界で活発化するワインツーリズム」児玉徹(国際貿易投資研究所)
なお、2023年に経産省が公表した「新しい健康社会の実現に向けたアクションプラン2023」では、有望視できるTOP5を下記としており、ヘルスツーリズムが第3位にランクインした。ワインツーリズムとヘルスツーリズムをセットにした形態も検討してみては?ヘルスケア領域の最新動向については週1回ペースでニュースレターを配信中。受け取りご希望の方はこちらから。
- 1位:民間保険(第3保険など)…15.6兆円
- 2位:要支援・要介護者向け商品・サービス(介護用食品、介護住宅、福祉用具等)…13.0兆円
- 3位:遊・学(ヘルスツーリズムなど)…12.7兆円
- 4位:食(サプリメント・健康食品、OTC・指定医薬部外品等)…8.3兆円
- 5位:予防(衛生用品、予防接種等)…6.6兆円
(引用:2050年のヘルスケア市場77兆円へ 有望領域トップ5は? 経産省「アクションプラン2023」公表)
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