さらに55万人 2025年までに必要な介護人材の数
厚生労働省は21日、2025年度に必要な介護職員の数は245万人との推計を発表した。今より55万人増やす必要がある計算になる。都道府県別の介護人材必要数も公表しており、上位10都道府県は次の通り。
- 東京都(222,820人)
- 大阪府(208,042人)
- 神奈川県(174,169人)
- 愛知県(125,273人)
- 北海道(116,476人)
- 埼玉県(115,875人)
- 千葉県(109,785人)
- 兵庫県(109,325人)
- 福岡県(95,246人)
- 静岡県(64,634人)
介護業界では人手不足や離職率の高さが大きな課題になっているが、高齢化が今後さらに進む中、このままでは介護需要に供給が全く追いつかないという状況になりかねない。国は、介護職員の処遇改善、多様な人材の確保・育成、離職防止・定着促進・生産性向上、介護職の魅力向上、外国人材の受入環境整備など、人材確保対策に取り組む方針だ。
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