女性ヘルスケアトレンド
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女性ヘルスケア領域に挑む3件採択、メドテック部門で HVC KYOTO

ヘルスケア領域の国際ピッチイベント「HVC KYOTO 2026」は、メドテック部門(デジタルヘルス・医療機器)の採択企業に、女性の健康課題に取り組むスタートアップ3件を選んだ。企業向けフェムテック、がん治療後遺症のケア、大学発の研究プロジェクトまで、女性のヘルスケアに多角的に挑む顔ぶれとなった。

今年で11年目となるHVC KYOTOは、独立行政法人日本貿易振興機構(ジェトロ)、京都府、京都市、京都リサーチパーク(KRP)の四者による、革新技術を持つ国内外のスタートアップと製薬企業やベンチャーキャピタルをつなぐイノベーションプラットフォーム。創薬や再生医療が対象の「バイオテック」と、「メドテック」の両部門を設け、11年目を迎える今年は、起業前の研究者を含む計20件を採択した。

【出典】HVC KYOTO 2026

 

メドテック部門に採択されたFlora(京都市)は、フェムテック領域のデータ・テクノロジー企業。累計30万人超の女性健康データ基盤と150社超の法人コミュニティを持つ。女性ヘルスケア事業支援サービス「Expert」を通じ、製薬・ヘルスケア企業の新規事業開発やR&D、概念実証を支援してきた。同社は、HPVワクチンや低用量ピルなど女性医療領域で製薬企業共通の課題とされる「適切な対象患者へのリーチ」と「疾患啓発の浸透」を、データ基盤と法人ネットワークで支援する考え。

千葉大学発のTOMOCLOUD(千葉市)は、電気インピーダンストモグラフィー(生体可視化技術)を応用した非侵襲の医療機器を開発する。乳がんや子宮・卵巣がんの手術でリンパ節を切除した後に発症することが多く、女性に多く見られる後遺症「リンパ浮腫」の早期発見を目指す。このほか、京都大学による更年期ホルモン可視化プロジェクトも選ばれた。

採択企業がパートナー企業との商談や最終ピッチに臨む「Demo Day」は7月13、14の両日、京都市下京区のKRP4号館で開催。2日目は一般も事前申し込み制で参加できる。

 

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