「朝カフェ」人気は右肩上がり 狙い目はインドア派ニーズ
朝活人気とカフェ人気の定着で年々人気を集めているのが「朝カフェ」。web上での検索数は2011年頃〜今現在に至るまでずっと上昇を続けている。
SNSでの「#朝カフェ」投稿数は多く、投稿内容をのぞいてみると、仕事前にカフェに寄ったり、ホテルの朝食巡りを趣味にしていたり、眺めの良いカフェで朝食をゆったり楽しんだり、朝カフェのために朝早くに友だちと待ち合わせていたり。カフェで朝食を楽しむ人が増えている。
朝カフェ人気の理由は、「朝の時間を有効に使いたい(勉強、仕事の準備など)」「プチ贅沢気分」「朝はカフェが空いている」「気持ちの良いスタートを切りたい」などで、朝活ブームの到来に合わせて人気が広がった。働き方改革により残業を減らす・禁止する企業が増え始めたことで、早寝・早起きができるようになったワーカーたちの朝カフェ利用はさらに広がりを見せるはずだ。
しかし、外で朝カフェを楽しみたい人がいる一方で、「朝カフェを楽しみたいけど、小さい子どもがいるから出かけられない」「休日は出かけずに自宅でのんびり朝カフェを楽しみたい」女性たちもいる。そんな女性たちの間では「自宅で本格朝カフェ」がブームになる予感。世界文化社は「おうちで作れる カフェの朝食」を今月26日に発売している。最近のレシピ関連の書籍では、作り置きレシピ、ホームパーティレシピ、カフェメニューレシピの人気が長らく続いていたが、”朝” に特化したカフェレシピも女性たちの間で人気を集めそうだ。
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