温暖化や意識変化で広がる新しい過ごし方、2025年のクリスマストレンド
クリスマスまでのカウントダウンを楽しむ「アドベントカレンダー」や、ドイツの伝統菓子「シュトーレン」がクリスマスアイテムとして定番化するなど、クリスマスにまつわるトレンドは年々変化。さて、今年はどんなクリスマスになる?
女性を中心に人気を集める、北欧雑貨ブランド「フライングタイガー コペンハーゲン」の日本運営を行うZebra Japan(東京・渋谷)が、2025年のクリスマストレンドを発表した。同社のSNSフォロワーを対象に実施したウェブ調査をもとに予測したもので、トレンドは全5項目。中でも注目は、クリスマスの新しい過ごし方を予測した「外クリパ」。温暖化による冬の始まりの遅れが背景にあるとしており、今後広がりが見られそうだ。
■外クリパ
温暖化で冬の始まりが遅れる中、屋外で楽しむクリスマスが広がり、ピクニックやアウトドア仕様の“外クリスマスパーティー”が人気に。インスタグラムでは、「クリスマスピクニック」が1,000件以上、「クリマスキャンプ」は2.7万件がヒット。
■ハイパクリスマス
コスパ・タイパ・スペパ重視の「ハイパフォーマンス」志向がクリスマスにも浸透。限られたお金・時間・空間で効率的に楽しむパーティースタイルに注目が集まる。
■進化系ツリー
4人に1人がクリスマスにマンネリを感じていることが調査で判明。その打破の鍵は、ツリー装飾。DIYツリーや安全性重視の柔らかツリー、世界でトレンド化しているリボンツリーなど、多様なアレンジが登場。
■妖精ニッセ
サンタ以外のクリスマスキャラクターにも注目。北欧の妖精ニッセが日本でも流行の兆し。赤い帽子がトレードマークのニッセは、サンタの助手として北欧で親しまれている存在。
■サステナクリスマス
SDGsが浸透するなか、消費するだけのイベントになりがちなクリスマスの楽しみ方にも変化が。北欧では、クリスマスのサステナ化が進行しており、例えば、従来は伐採して用いていたクリスマスツリーを、自宅で植木鉢から育てるなどの取り組みも。調査では、4人に1人が「エコやSDGsを意識したクリスマス商品や楽しみ方を試してみたい」と回答した。
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