「塗る糸リフト」「塗るボトックス」「塗るハイフ」、トレンドは美容医療を想起させるアイテム
皮膚の弾力性を高めたり引き締め効果がある成分を配合した美容液が、「まるで”塗る糸リフト”」と言われSNSで話題を集めている。コスメ・美容の総合サイト@コスメのクチコミでも同ワードの出現が増加しており、過去3ヶ月平均と比べ4.3倍にまで伸張しているという(5月時点)。
“塗る糸リフト”と称賛されるのは、例えば韓国のコスメブランド「成分エディター(SUNGBOON EDITOR) 」の「シルクペプチドインテンシブアンプル」。小じわや肌の弾力ケアを訴求する、一見すると一般的な美容液だが、ボトルキャップに注射器のようなスポイトを刺して美容液を吸い上げてから肌に塗ったり、美容液に含まれるコラーゲンを美容医療で用いられる”金の糸”に見立てて可視化したりと、美容医療を想起させる見た目が効果体感を向上。スキンケアのフローに、これまでにない新しい体験を提供している点も、話題醸成に一役買っている。その他、国内では「塗る糸リフト」を施術メニューとして提供するエステサロンも各地で登場している。
@コスメを運営するアイスタイルは、”塗るリフト”を新たに生まれている美容トレンドとし、「”塗るハイフ”や”塗るボトックス”など、美容医療の施術名を想起させるフレーズは今後も要注目」としている。
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