「自分を高齢者と思っている?」に70%がNO。定義の見直しを

内閣府が行った調査「自分は高齢者だと感じていますか?」で前期高齢者の多くは「高齢者とは思っていない」と回答したことがわかった。内閣府「平成26年度 高齢者の日常生活に関する意識調査結果」

  • 65~69歳 高齢者と思っていないが71.8%
  • 70~74歳 高齢者と思っていないが48.2%

自分を高齢者と感じていないのは、以下に該当する人が多かったという。

  • 健康状態が良い
  • 仕事をしている
  • 要介護認定を申請していない
  • 親しい友人・仲間がいる
  • 活動への参加がある

年齢に対する意識が変化し、社会や企業が考えているよりも自分を若いと考えているシニア層は多い、ということが言える調査結果だ。自覚はなくても65歳を迎えたことで社会から「高齢者」と位置づけられ気持ちが沈んでしまう女性は実際に多い。企業は言葉で年寄の気分にさせることのないよう、十分な配慮を心がけたい。

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