化粧品の購入動機は?購入時に知りたいことランキング10
(記事公開:2016年6月,最終更新:2017年6月)
新しく化粧品を購入することに関するアンケート調査結果で、女性は一つのブランドに対するこだわりがないことが分かった(GODMake 2016 「新しく化粧品を購入する時の気分は?」)。
新たに化粧品を購入する時に知りたいことは何?
- 1位:自分の肌に合うかどうか(19%)
- 2位:使用感(18%)
- 3位:価格(14%)
- 4位:クチコミサイト評価(13%)
- 5位:コスパの良さ(12%)
- 6位:成分(6%)
- 7位:美容専門家やブロガーの評価(6%)
- 8位:人気商品かどうか(5%)
- 9位:ブランド名(4%)
- 10位:友人の評価(3%)
化粧品の購入動機に大きな影響を与える「知りたいこと」の中で、ランキング10位中4つランクインしたのは「他者の評価」だ。新しい化粧品を開発・販売しているけど、売れ行きがいまいちと感じたら、評価を集中的に増やしていく戦略をとってみるのはどうだろう。
人気商品の場合は口コミサイトの投稿数が多く、また、影響力ある美容ライターが使用レビューを投稿することもあるが、そうでない場合は、購入者が評価してくれた内容をパッケージやパンフレット、HP上などでも活用して確実にアピールしたい。「くどい!」と消費者に思われるかもしれないが、アピールを重ねてこそ記憶に残る(ライザップのCMが分かりやすい例だ)。口コミの力を理解はしていても、「口コミを活かして見込み客に商品をアピールする仕組み」が整っていないケースは多い。
新しく化粧品を購入する時、ブランドのこだわりは?
続いて、「新しく化粧品を購入する際のブランドに対するこだわり」について。約半数が「こだわりはあまりない」と回答している。
- 1位:あまりない(他に良いものがあれば切り替える)(46%)
- 2位:ある(他のブランドも、トライして良いと思えば買う)(39%)
- 3位:全くない(ブランドではなく機能や色などで毎回選んでいる)(11%)
- 4位:非常に強くある(今のブランド以外は使いたくない)(4%)
ブランドに対するこだわりは実はたったの4%。一つの商品・サービスを長く愛用する傾向がある男性と比較して、女性は、常にアンテナを張り様々な商品やサービスを比較検討しながら購入を決定する傾向が強い。女性に長く自社商品を愛用してもらうには努力や工夫が必要だ。
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