相対する女性の意識に着目、新習慣「部屋シャン」を提案 資生堂 

水要らず、乾かし要らずでどこででもシャンプーができる「部屋シャン」を女性の新習慣として提案するのは、資生堂の「TSUBAKI お部屋でシャンプー」。2018年8月上旬に専業EC先行で発売する。
(8月上旬にAmazon、LOHACO、楽天「ケンコーコム「爽快ドラッグ」で、10月上旬に資生堂オンラインショップ「ワタシプラス」で発売)

同社が着目したのは、洗髪に対する女性の相対する意識。同社の調査によると、育児・残業・女子会と忙しい毎日を過ごす有職女性400名(20〜40代)のうち60%以上が「お風呂・洗髪が面倒」と感じている一方で、75%の女性が「お風呂やシャワーの時間以外で”髪を洗いたい、スッキリさせたい”と思うことがある」と回答し、洗髪に対し異なる意識を合わせ持っていることがわかったという。また、多忙のため「髪を洗わずに過ごす日がある」という女性は多く、その理由として「疲れている」ことをあげているとのこと。女性のこのような「髪の毛を洗いたいけど面倒」という不満の解決に、「部屋シャン」を提案する。

出典:資生堂

洗い流し不要のシャンプーはいわゆる「ドライシャンプー」として認知されており、シートタイプ、スプレータイプ、パウダータイプ、フォームタイプなどがある。購入者レビューを見ると、入院中や産前・産後、アウトドアの時といったイレギュラーな場面や汗をよくかく夏に役立ったという声、また防災グッズとして購入したという声が目立ち、日常使いとしては定着していない様子。「頭皮はさっぱりするけど髪の毛はベタベタのまま」「頭皮への安全性が気になる」という声があることからも「従来のシャンプーの代替品」と言い切るのは今のところは難しいが、「部屋シャン」という新習慣が浸透すれば、女性たちのドライシャンプーの使用頻度は上がっていくかもしれない。

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