健康寿命伸ばす4世帯住宅 あえて家中に「段差」設計

高齢者向け住宅や二世帯住宅と言えばこれまではバリアフリーが一般的だったが、LIXIL住宅研究所(東京・江東)が7月に発表した「~人生100歳時代の未来住宅~五世代」は、あえて家中に段差を組み込んだ設計になっている。人生100年時代に備え、暮らしながら足腰の衰えを防止する「健康寿命を伸ばす」住宅だ。

LIXLIの人生100歳時代の未来住宅

出典:LIXIL住宅研究所

からだを鍛える家

「~人生100歳時代の未来住宅~五世代」は、5世代が暮らすための「4世帯がつながる家」「IoTで進化する家」「からだを鍛える家」「未来に受け継ぐ家」の4つの提案が盛り込まれている。1つ屋根の下で、小さなコミュニティを形成することで、お互いに見守り、お互いに助け合い、子育てや介護の手助けができるため、人生100年時代に備えた暮らしが可能だ。

特に注目したいキーワードが「からだを鍛える家」。日常生活の中で健康維持に役立つ工夫や設備がプランニングされており、「子供用運動プログラム」と「大人用運動プログラム」の2種が用意されている。「大人用運動プログラム」では、あえて家中に段差を設けるなどして日々の暮らしの中で、昇り降りする機会を創出する。暮らしながら自然と足腰を鍛えられる(動画参照)。

健康寿命延伸で最も重要になってくるのが、生涯にわたり自立歩行ができる体だ。日々の生活の中で自然と足腰を鍛えることができる「健康寿命延伸型住宅」は今後の住宅業界のスタンダードになっていきそうだ。


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