【女性の不満インサイト総研】女性は何を求めている?健康食品の不満と要望(1/3)

【女性の不満インサイト総研とは】
「女性の不満インサイト総研」は、女性30万人の会員からなる「不満買取センター」を運営するInsight Techと弊社ウーマンズが、女性生活者の不満を調査・分析する共同研究です。当研究ではヘルスケア市場の女性たちがどのような不満を感じ、企業へどのような要望を持っているのか?を明らかにし、業界へ提言していきます。

女性の不満

不満買取センターに寄せられる、リアルな女性たちの不満

女性たちは健康食品にどのような不満を抱き、そして何を企業に求めているのか?30万人の女性生活者が日常生活で感じた不満を投稿するアプリ「不満買取センター」に寄せられた女性たちのリアルな不満からは、商品・サービスの開発ヒントやマーケティングヒントが見えてくる。

健康食品に対する女性たちの不満ランキング

直近2年間で「不満買取センター」に投稿された健康食品に対する不満を内容別に分類・ランキング化したところ、次の結果となった(調査:10〜70代女性の不満981件,2017年10月〜2019年9月)。

  • 1位:効果・効能(22.6%)
  • 2位:販促・CM(16.0%)
  • 3位:企業への要望(11.7%)
  • 4位:味・臭い・飲みやすさ・食べやすさ(11.1%)
  • 5位:値段(10.5%)
  • 6位:身体への影響・安全性(8.7%)
  • 7位:容器・パッケージ・表示(8.2%)
  • 8位:選び方(4.3%)
  • 9位:摂取量(2.3%)
  • 10位:飲み忘れ・飲み続けられない(1.0%)
  • 11位:飲み方・飲み合わせ(0.6%)
  • 12位:その他(3.0%)
女性の不満

出典:女性の不満インサイト総研

女性たちの「不満」と「企業への要望」とは? 実際の投稿から考察

具体的に女性たちはどのようなことに不満を感じているのか?実際に投稿された声の中から、特に参考になりそうなものを項目別に複数ピックアップしてみた。ピックアップした投稿の発信者は10代〜70代の女性。年齢を確認しながら不満の内容を観察すると、その年代ならではの悩みやニーズも見えてくる。

第1位:「効果・効能」への不満

健康食品に対する不満で最も多かったのが「効果・効能」に関して。健康食品に頼る気持ちは大きいものの、実際のところは効果をはっきり感じることができずに不信感を募らせている声が多い。企業サイドとしては「医薬品ではないのだから健康食品に高い効果は求めないでほしい」と言いたいところではあるが、消費者サイドは、企業のプロモーション効果もあって期待値はとても高い。企業・商品への信頼を損なわないために、購入前の期待値を必要以上に上げすぎないのはもちろんのこと、期待を裏切らない工夫や期待はずれだった時の事後対策が必要かもしれない。

実際の投稿

  • 効果がハッキリわからないから続けるべきか、辞めるべきか、わからないのが腹が立つ。友達にすごく良いと高いサプリを勧められたけど、効果あるかも?と思ったのは最初だけで、後は惰性で飲んでるだけ。ものすごく高いし辞めたい。(女性30代)
  • サプリメントを何種類か飲んでるけど、飲んでても全く何の効果も感じない。ほんとに効果があるのか疑問。(女性30代)
  • 効果が分からない…レビューを見ても分からない。。添加物などがどのくらい入ってて、どのくらい影響があるのかも分からない。究極のブラックボックスだと思う。(女性30代)
  • コレステロールを下げる、などの効果を謳うサプリメントは、血液検査をこまめにはなかなか出来ないので、お試しの短期間で効果があったかを簡単には確認できないのが残念。サプリメントを摂る前と後に、血液検査を郵送などで簡単に安くできるようなサービスとセットでお試しできたらいいのに、と思う。(女性50代)
  • 医薬品ではないからという逃げ道もあり、効き目がほとんどなくてもプラセボ効果を狙っているのだろうが。本当に、八割以上が満足のいく効果があるサプリメントが存在するのか?美辞麗句の割に効果は眉唾。なのになぜあんなに強気な値段が付けられるのか不思議。そこまでの値段に見合うものはないと思う。(女性50代)
  • サプリメント商品⋯ある程度の期間、服用しないと効果が分からない。全額返金保証を付けて欲しい。(女性50代)
  • 健康食品は、色々な成分が入っている説明があっても証明がないこと。(女性60代)

第2位:「販促・CM」への不満

2番目に多かった不満が、「販促・CM」。誇大広告や不安を煽るような宣伝文句、半ば強制的な継続購入につなげるようなキャンペーンなどに怒る声が目立つ。また、必要な情報が少ないことにも不満を感じている様子。消費者にとって本当に必要な情報は企業にとって不都合である場合もあるが、この相反に恐れずに立ち向かう企業の姿勢を今の女性たちは期待している。健康ブームで女性たちのヘルスリテラシーは急速に高まっているので、自社都合が過ぎる販促やCMはNGだ。賢くなってきた消費者とどのように向き合って販促するのか?改めて考えなおす必要がありそうだ。

実際の投稿(一部抜粋)

  • サプリメントなど表示が誇大広告のものが多いように感じるので正確に記載するようもっと厳しく規制してほしい。(女性20代)
  • 広告に載っているサプリメントの情報が少なすぎる。せめてどういう効果があるかぐらい書いてほしい。(女性30代)
  • 最近、化粧品やサプリメントをネットで注文しようとすると、初回が半額以下で購入できる場合があります。でも結局その後、4回は継続して注文しないといけなかったりするので、商品が信じられなくなります。こういう販売方法はやめてほしい。(女性40代)
  • 年齢を重ねるごとに〇〇が少なくなるとか体内では作れないからといろいろと健康食品が出ているが、あれもこれも飲んでたら毎月スゴい金額になる。よくテレビで見る長寿番組のお年寄りは元気だ。このお年寄りたちが飲んでいるかというと飲んでいない。本人次第で、飲まなくても元気にいきれるんだよな。と思う。(女性50代)
  • テレビCM、若見えの人を出してきて売るやり方。健康食品にはよくあるがホント嫌だわ。(女性60代)
  • 「あなたの体には○○が欠けている。将来××になる」といううたい文句をやめてほしい。脅迫商法だと思う。私は不快になるだけだが、特に高齢者がだまされて高額なサプリを購入している。基本的に消費者が賢くなるしかないが、高齢になると判断力もなくなる。小さい字で「効果には個人差があります」と書いてあるが、誰も気づかない。そこをもっと説明するべき。(女性60代)
  • 健康食品やダイエット食品の回数を決めた定期しばりには納得できない。身体に合わなかったり効果が感じられなくても最初の決まり通りの回数分の代金は払わなくてはならない。初回の価格の安さに騙されそうで怖い。(女性60代)

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