男性の美意識から考える、女性から男性への「美容ギフト」と「シェアコスメ」の提案

男性の美容意識が高まり、メンズ化粧水や洗顔、メンズ脱毛、メンズネイルなど男性向けの美容商品・サービスが賑わいを見せている。特に若い男性の間で美意識が高まっているが、実際のところ男性はどのような意識を持っておりどのような”美活”を実施しているのか?また、この状況を女性たちはどのように受け止めているのだろうか?オールアバウト(東京・渋谷)と、フランス製化粧品アベンヌを輸入販売するピエールファーブルジャポン(東京・港)による「男性の美容意識に関する調査」。

男性の6割、「スキンケア・UVケアは重要」

20代~40代の男性329人に日ごろのスキンケアの重要性について聞いたところ、各年代の約6割が「重要である」と認識していることがわかった。年齢とともにシミ・シワが目立つようになるためか、UVケアの重要性については年齢の上昇とともに重要性を認識する人が増えている。

男性のスキンケア意識

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

化粧水、乳液・クリームが男性に人気

実際に実施しているスキンケアの方法を調査したところ、全年代で使用率が高いアイテムは「化粧水」「乳液・クリーム」「スプレータイプの化粧水」で、20代と30代においては「美容液」「オールインワンジェル」の使用率も約3割と比較的高い結果となった。グラフからもわかるとおり、特に20代と30代のスキンケア実施率が高い。

男性が実施しているスキンケア

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

男性のスキンケア開始理由

スキンケアを実施していると回答した男性にスキンケアを始めた理由について聞いたところ、各年代で「肌をキレイに維持したい」「肌悩みがあった」が上位に入った。20代では「家族・恋人・友人に勧められたから」の割合が高く、他者からの影響を受けてる傾向が見受けられる。30代・40代では「印象をよくしたいから」の割合が高く、身だしなみのひとつとしてスキンケアを始めた人が多いと推察される。

スキンケアを始めたきっかけ

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

男性、メイクにも興味あり

スキンケアだけではなく、メイクアップに興味を持つ男性も一定数いるようだ。メイクアップに対する興味度合を聞いたところ、肌質をよく見せるメイク、テカリを防止するメイク、髭を隠すメイクに特に高い興味が集まっている。

男性のメイクアップへの興味度合い

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

「男性のスキンケア」9割の女性が推奨

男性のスキンケアについて女性がどう感じているか20代~50代の女性445人に調査したところ、約9割が「いいと思う」と回答した。また男性に推奨したいスキンケアとしては、「化粧水」「スクラブ洗顔」「日焼け止め」が上位にランクインした。

男性のスキンケアに対する女性の意識

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

「男性のメイクアップ」過度なメイクはNG?

では、男性のメイクアップについて女性は推奨するのか?これについては年代で差が見られた。年齢の上昇とともに推奨度は下がっている。

男性のメイクアップに対する女性の意識

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

ただしメイクの内容によっては理解があるものもあり、ニキビ、ニキビ跡、シミ、クマを隠すメイクや、テカリを防止するメイクについては「理解できる」と半数以上が回答した。一方、顔の造形をよく見せるメイクへの理解度については低く、20代では半数が「理解できる」と回答したが、年齢の上昇とともに理解度は下がる。

男性のメイクアップに対する女性の理解度

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

男性への美容ギフト、男性とのシェアコスメの考え方

一昔前なら、「男性がスキンケアなんて気持ち悪い」と思う女性は多かったし、男性自身もそのように考える人が多かった。だが今回の調査からは、男性の”美活”に対する心理的ハードルが若い人たちの間で低下していることと、”男性の美活”に対する女性の理解が高まっていることが見えてきた。

ただし気をつけたいのは、女性の年齢や”美活”の項目によってはまだ理解にバラつきがある点だ。男性のスキンケアや、肌荒れや肌悩みを隠す部分メイクについては女性の理解度は高いものの、目を大きく見せるマスカラやアイシャドウ、鼻を高くみせるノーズシャドウなど顔の造形をよくするメイクについては女性の支持は得られにくいと考えられる。

以上を踏まえると、女性から男性への美容ギフトや男女のシェアコスメを考える際は、贈り主である女性の年齢や、贈り相手やシェアする相手の年齢をしっかり想定したい。スキンケアについては、その重要性を女性自身が身を持って体感していることと、パートナーには清潔でいてほしいという願いもありほぼ全年代の女性が理解していると考えられることから、男性へのスキンケアギフトやシェアコスメを女性に提案するのは受け入れられやすいだろう。だがメイクアップへの理解度は全体的に高くないので、メイクアップ商品に関しては贈り主と贈り相手を若い人限定にするか、あるいはポイントメイクに限定するのがよいかもしれない。

最後に、「スキンケア男子」と「メイク男子」のペルソナを見てみよう。調査を行ったオールアバウトとピエールファーブルジャポンでは、調査結果から見えてきたスキンケア男子とメイク男子の特徴をイラストでキーワードで表現している。このような男性をパートナーや家族に持つ女性に向けて男性への美容ギフトやシェアコスメを提案すると、刺さるかもしれない。

スキンケア男子とメイク男子

出典:オールアバウト、ピエール ファーブル ジャポン

【編集部おすすめ記事】
世界の最も美しい顔 男性・女性100人を動画でチェック
夫の美容・健康レベルを左右するのは、妻から夫への愛情の有無
女性が思う「イケてる40代男性」と「イケてない40代男性」のイメージ像
2018年のヘルスケアトレンド(健康・美容・予防医療)
【保存版】ヘルスケア女性マーケティングに役立つ!政府公表の資料・データまとめ
【保存版】女性向けヘルスケアビジネスの基本と全体像が分かる!まとめ

一緒に読まれている記事