「メタボ」or「低栄養」 中年期以降の日本女性が気をつけるべきはどちら?
特に中年期に入ったら生活習慣病やロコモ予防のために太り過ぎにも痩せすぎにも気をつけなくてはいけないが、女性は特にどちらに気をつけるべきか?
メタボの状況
平成28年国民健康・栄養調査(厚生労働省)によると、「メタボが強く疑われる者の割合」は男女ともに50代で一気に高くなる。次の表は各年代別の「メタボが強く疑われる者の割合」。
20代 | 30代 | 40代 | 50代 | 60代 | 70歳以上 | |
男性 | 3.6% | 6.0% | 9.7% | 25.2% | 33.6% | 36.3% |
女性 | 0.9% | 0.8% | 2.1% | 7.1% | 12.3% | 18.2% |
50代以降で女性の「メタボが強く疑われる者の割合」が高くなるのは、更年期を境に内臓脂肪がつきやすくなることが要因として挙げられる。しかし男性と比較するとその割合はとても低い。
低栄養の状況
反対に男性より女性の割合が高いのは低栄養の者の割合だ。比較対象は65歳以上になるが、男性の低栄養の者の割合が12.8%に対し、女性は22.0%(平成28年 国民健康栄養調査)。
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日本女性は「低栄養」に注意
生活習慣病予防のためにもロコモ予防のためにも中年期以降は太りすぎないよう生活習慣をコントロールすべきだが、痩せている人が多い日本女性の場合は「痩せない」こと、つまり低栄養に陥らないように特に気をつけたい。
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