【男女の違い vol.7】男性と女性、ストレス感じやすいのはどっち?(2/2)

3.日々のタスクが多い

美容タイムがある分、女性はどうしても男性よりタスクが多い。スキンケア、ヘアケア(髪が長いので、洗髪も髪を乾かすのも時間がかかる)、メイクとヘアセット(起床してから家を出るまで、この時間は結構取られるものだ)、ネイルケア、温活(半身浴など)など。細かいことを言えば、眉毛の手入れ、産毛の手入れ、まつ毛のケア、スクラブで体を洗うなど、自分の体の手入れに多くの時間を割いている。

他、女性の方がタスクが多い理由は、家事・育児の負担が大きいことだ。女性の活躍推進により家事・育児に協力する男性が増えたとは言え、現実は女性の方が主導しており負担もまだまだ大きい。自分の美容・健康ケアに加えて、家事・育児・家族(子供・自分の親・結婚相手の親)の健康ケアまでこなさなくてはいけない。

その日の夕飯を毎日考えることだって小さなストレスだ。食べたいものを好きな時に食べたいだけ食べられればいいのだが、自分だけでなく家族の栄養バランスを考えたり家計の状況を考慮すると、きちんとメニューは考えなくてはいけない。女性はヘルスケアリテラシーが高い分、タスクも増えるのだ。

ここに家族の介護も加わると、女性のタスクはさらに増える。1日24時間ではもう足りない!

4.女性ホルモンの変化で心身に影響が起きやすい

排卵・月経で心身の不調は毎月やってくる。そのせいで体がだるくなっても、重くなっても、疲れていても生理痛があっても、日々のタスクと仕事はこなさなくてはいけない。

40代以降になると、年齢とともに女性ホルモンのバランスが崩れ始めるため日常的な不調を感じるようになる。更年期の不調を感じる期間や度合いは個人差があるが、更年期が終わるまでの約10年間、その不調と付き合い続けなくてはならない。

ストレス対策ニーズは女性の方が強い

一度仕事に就いたら基本的にはずっと働き続ける男性と、様々な選択肢がある女性とでは、こんなにもストレスを受ける場面・数が違う。さらに、性差による女性特有の不調も男性にはない。このように並べてみると、女性の方が悩み・ストレスを抱えている人が多い理由がわかるだろう。男女の睡眠時間を比較する調査では全年齢で男性よりも女性の方が少ないという調査結果もあり、女性の心身は常にお疲れ気味だ。

様々な悩み・ストレス・不調を抱えながら生きている女性にとって、ストレス対策やストレスに負けない心身を維持することは重要事項だ。働く女性が今後さらに増えていく日本において、ストレス対策商品へのニーズは今後さらに高まっていく。

 

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