朝起きられないのはどんな人?ドコモヘルスケアのデータ分析で明らかに
朝が苦手なのは男性よりも女性、中高年層よりも若年層であることが、ドコモ・ヘルスケアによるからだデータの分析でわかった。
最も朝起きられない季節は?
調査対象者はウェアラブル活動量計「ムーヴバンド®3」の利用者28,407人の男女。ムーヴバンド3が搭載する「スヌー ズ機能(指定した感覚で目覚まし音が振動する)」の平均使用回数を朝の目覚めやすさの尺度として、対象者のデータを調査分析した。
平均スヌーズ回数を月別に集計したところ、12月が最も回数が多いことがわかった。夏よりも冬に朝起きられない人が多いようだ。
男女別・年代別に見る、朝起きられない人たち
男女別・年代別に平均スヌーズ回数を見ると、全体的に男性よりも女性に多く、また年齢が若いほど多いことがわかった。男性よりも女性、さらに若い人の方が朝起きられないということになる。同社はこの理由を「女性の方が朝起きられない理由は女性ホルモンの影響で、30代~50代よりも、60代~70代で男女の差が小さくなるのは、女性ホルモンの分泌が減少する ため」としている。
ただでさえ朝起きるのが億劫な冬の季節。朝が苦手で体が冷えやすい女性にとって、決めた時間にしっかり起きることは日々の課題の一つだ。特に、働き盛りであり、子育て真っ最中でもある20〜50代の女性たちは、睡眠時間が短くなりやすく毎日が体力勝負で疲労がたまりやすい。朝がさらに起きづらくなる要因だ。
就寝中の深い眠りをサポートする商品・サービスが充実化してきているが、朝の目覚めをサポートする商品・サービスの登場も望まれる。
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