女性が “病気への備え” として重要だと思うことTOP10

(最終更新:2018年8月27日)
自分の将来の健康状態が気になり始める30代以上の女性は、どのようなことが 「病気の備え」として重要だと考えているのだろうか?さらに、実際にはどんなことを実践しているのか?KDDIによる「女性の将来への備えに関する調査」からは「病気に備えどんなニーズがあるのか?」と合わせて、課題点が見てくる。(調査対象:30 歳~59 歳の女性)

病気の備えとして重要だと思うこと

“病気への備え”として重要だと思うことを聞いたところ、次のような結果となった。

病気への備え

画像:KDDI

  1. 健康的な生活習慣(71.8%)
  2. 健康診断の定期受診(70.0%)
  3. 貯蓄(53.0%)
  4. 身体のセルフチェック(52.3%)
  5. 医療保険(44.7%)
  6. 女性特有の病気やがんなどの病気に対する知識(35.0%)
  7. 健康保険や公的年金の知識(25.8%)
  8. 近隣病院のリストアップ(17.8%)
  9. エンディングノート作成(13.3%)
  10. 友人との信頼関係(11.5%)

 

病気に備える意識あるが、課題は「知識不足」

一方、実際に既に女性たちが病気の備えとして実践していることはどんなことだろうか?

画像:KDDI

病気に備え最も多く実践しいている人が多かったのは「健康診断の定期受診」。だが、これは年齢によって意識差が大きい。30代は39.9%と最も少なく、40代、50代と年齢の上昇に合わせて定期受診している人が増える。若い人の意識強化が必要だ。

 

さらに問題は、病気の備えとして最も重要とも言える「病気に対する知識」の不足だ。「女性特有の病気やがんなどの病気に対する知識」習得を既に実践している女性は3割を切っており、前述した「病気への備えとして重要だと思うこと」の中でも、「女性特有の病気やがんなどの病気に対する知識」を重要と思っている女性は3割程度と、少ない。

病気の備えとして知識習得の重要性を理解している女性は少ないようだ。病気の知識があれば、健康意識が高まり自然と健康診断の定期受診率も上がるはずだし、健康習慣の定着にも貢献する。女性の健康意識向上に向け、情報とのタッチポイントを創出することも大事だが、女性自身が知識習得の重要性そのものを理解することが、前提として必要なのかもしれない。

 

 

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