サブスクリプション好調に推移 最も利用されているサービスは?
2018年度のサブスクリプションサービス国内市場規模は、エンドユーザー支払額ベースで5627億3600万円(矢野経済研究所)。矢野経済研究所によると今後、好調に市場規模は推移していくとのこと。
では具体的にはどのようなサブスクリプションサービスが人気なのか?マーケティングリサーチのジャストシステム(東京・新宿)の調査によると、利用している定額制サービスのうち、最も利用されているサービスは「動画配信サービス」だった(調査対象:20歳~68歳の男女1,000人のうち以下の回答結果は「定額制サービスを知っている」573人を対象とした調査結果)。なお、男女で「利用の決め手」は異なり、男性は「サービスの内容(32.7%)」で、女性は「料金(31.8%)」だった。(画像はクリックで拡大可)
「化粧品/コスメ配達サービス」の利用率はわずか7.2%と低いが、サブスクリプションサービスへの市場ニーズが年々高まっていることから、美容・健康カテゴリーでも今後サブスクリプションサービスは増えていくと考えられる。例えば楽天の「RAXY」は月額1,980円で、スキンケア・メイクアップアイテム3~6品が毎月届くサービスを提供している。何が届くかは毎月の“お楽しみ”で、11月のアイテムに関しては、以下がヒントとしてサイト上で告知されている。
今年の終わりが近づくにつれ何かと慌ただしくなる時期も、ちゃんとキレイでいたい!そんな想いを叶えてくれそうなアイテムを中心にお届け。持ち歩き便利なアイテムで、お出かけの時でも心強い味方に!手軽にサッとキレイになっちゃいましょ♪(引用:RAXY)
同サービスが実際にユーザーに届けている商品例は以下。
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