働き方改革で増えるフラリーマン 夫婦時間の提案に商機

働き方改革の推進により「フラリーマン」が増えているー。家に早く帰りたくない・または帰ろうとしない夫と、フラリーマンに不満を持つ妻と。夫婦時間の提案に商機があるかもしれない。

フラリーマンとは

働き方改革の推進で、定時に退社させる企業が増えている。仕事を早く切り上げさせることで、肉体面・精神面にゆとりを持ってもらい、ワーカーの健康を守ると同時に、労働生産性を高めることがねらいだ。しかし実際は、夫側は仕事が早く終わったからといってまっすぐ帰宅するとは限らないようだ。

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最近話題になっているのが、仕事後すぐに帰宅せず、フラフラして帰宅時間を遅くしようとする「フラリーマン」。フラリーマンが、仕事が早く終わってもすぐに帰宅しない理由は様々だ。

  • 妻の子供を寝かしつける時間を邪魔しないため
  • 子供が巣立った今、夫婦二人きりの時間は特に会話もなく、なんとなくきまづいから
  • 疲れているのに、早く帰ると育児や家事の手伝いをさせられるから
  • 一人になる自由な時間がほしいから
    など

夫婦時間の提案は、特に女性に高評価

働き方改革推進で、今後さらにフラリーマンは増えていきそうだ。そこで企業が提案したいのは「夫婦時間」を提供するモノ・コトだ。例えばキリンが行った今どき夫婦を応援する「#シェアクッキング」キャンペーンは、「夫婦時間」を軸にした商品をPRするという分かりやすい事例だ。実際に同社のキャンペーンは特に女性側から高評価だった。

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イクメンという言葉が浸透してきて、育児家事を行う男性は以前より増えてきてはいるが、日本全体でみると、まだまだ女性の方が家事・育児の負担が大きいのが現状だ。そのような現状も踏まえ、夫婦時間を軸にした提案や夫婦セットの商品・サービス開発をしてみてはどうだろう。

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