感情日記療法で健康力アップ
イライラや怒りを誰かにぶつける前に紙に自分の感情を書き出したり言葉を整理すると、ネガティブな感情は和らぐ。このアンガーマネジメントはビジネスパーソンなどの間でよく知られているが、感情を書き出すことでさまざまな不調や病気を改善できると知ったら、驚く人は多いはず。
1日15分、たった3回「感情日記」を書くだけで、血圧が下がる、腰痛が和らぐ、ぜん息が改善する、関節リウマチが改善する、線維筋痛症やがんの痛みが和らぐなどの効果があるという。さまざまな体調不良の改善に感情日記療法を提唱するのは、精神科医で医学博士の最上悠さん。欧米ではすでに、日記をつけることが身体的・心理的・社会的な健康すべてにわたって効果があることが科学的に検証され、注目されているという。
感情を書き出すことがアンガーマネジメントに効果があることを考えると、血圧が下がるなど健康効果があるのは確かに納得がいく。「書く」という行動は想像以上の力を秘めているようだ。感情日記は誰もが簡単に手軽に始められる健康行動。日々の生活に取り入れる人が増えそうだ。詳細:日記を書くと血圧が下がる 体と心が健康になる「感情日記」のつけ方
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