若者の車離れと言われるが、実は女性には当てはまらない理由

近年若者の車離れが言われているが、それが当てはまるのは男性で、女性はそうではないようだ。むしろ女性の車への興味は高まっている。(参照:消費者庁「平成29年 消費者白書 第1部第3章 【特集】若者の消費」)

消費者庁の自動車等関係費の平均支出額に関する調査結果では、男性は車関連の支出が減少しているが女性においては増加していることがわかった。

画像:平成29年 消費者白書【特集】若者の消費 図表Ⅰ-3-1-7(消費者庁)

女性の車利用が増えている背景としては、働く女性が増えたことで車を購入する・購入できる女性が増えたこと、単身女性の増加で車を必要とする女性が増えていることが挙げられるだろう。最近は若い人を中心にカーシェアやカーリースなど車の利用方法に変化が出てきているため、車利用イコール車を購入する、とは言い切れない側面もあるが、女性に関しては車への興味・関心は今後も高まっていくことが期待できるだろう。

 

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