エステ業界の市場規模・動向と、人気エステランキングTOP5(2021年発表)(1/2)
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女性ヘルスケア業界動向
新型コロナ前からエステサロン市場の伸び悩みはあったが、2020年度は新型コロナ感染拡大による営業休止が影響し、前年度比5.3%減となった。
目次
エステサロンの市場規模(2021年発表)
エステサロン市場規模3,436億円
2020年度のエステティックサロンの市場規模見込みは、前年度比94.7%の3,436億円(矢野経済研究所)。国内人口の頭打ちや美容家電の品質向上、セルフメンテナンスケアの広がりなどを背景に伸び悩む他、2020年度は新型コロナによる営業休止が影響した。
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エステサロンの市場動向
矢野経済研究所は、将来展望として、2021年度の市場規模を3,480億円で、前年度比101.3%を予測。新型コロナの収束見通しが立たず影響はまだ続くと見られるが、エステ業界の注目すべき動向として次の項目も注目したい。
- 新規出店のダウンサイジング化と生産性向上
実需をふまえた店舗の集約と融合が進められている。グループ企業の店舗間で相乗効果を出すことも戦略の主流となっている - 労働環境の改善
現場スタッフの大半を占める女性のライフスタイルに合わせた労働環境が整備されている。業界のイメージ向上にもつながるとみられる - エステサロンや化粧品メーカーによる市販流通ルートの化粧品市場進出
一例としてミュゼプラチナム社では「ミュゼコスメ」をインターネット通販ルートで販売。こうした動きが活発化している