50代女性の消費行動を探るヒントに 彼女たちの悩み・関心キーワード 

50代女性のマーケティングは簡単ではない。「Instagram好きな20代女性」「30~40代の働くママ」「30代独身女性」「60~70代のシニア女性」は、マーケティング会社やマーケティング論でも活発に話題に上がるが、「50代女性」はマーケティング業界では影が薄く、情報を集めるのが容易ではないからだ。今の50代女性の特徴を挙げるならば「バブル世代で消費が旺盛」「ブランド物が好き」と表現されることが多いが、それ以外の特徴を問われると具体的にイメージできる人は少ないかもしれない。

また、BtoC企業の各社がターゲット女性として好むのも、前述した女性層だ。ウーマンズではさまざまな企業から女性マーケティング戦略のご相談を頂くが、「50代女性をメインターゲットとしている」というケースはそういえば稀。ということで、当記事では情報が充実していない50代女性にフォーカスしてみた。

50代女性の特徴

20代は、恋愛、仕事とプライベートの両立、美容、ファッション、キャリアアップなどの自分磨きを楽しむ時。30代は、結婚、子育て、離職、育児と仕事の両立などライフステージが大きく変化する時。40代は(末子が小学校高学年~中学生になることで)子育てが一段落し復職、時間に少し余裕ができて自分探し、更年期症状に悩むなど、生き方を見つめ直したり体の変化と向かい合う時。では、50代女性を象徴する特徴は何か?例えば以下が挙げられる。

  • 子が独立し、ママを卒業
  • 親の介護が心配に
  • 生き方や考え方など、無理するより自然体を好む
  • 思秋期を迎え、心身の変化を受容する
  • 物質的豊かさから、精神的豊かさを重視し始める
  • モノ・コトを手に入れることから、手放す・取捨選択・整理整頓へ
  • 60歳に向けて、貯金、夫と自分の現役引退後の生き方、健康、夫との暮らし方などを考え始める模索期間
  • 趣味や、一度は諦めた夢への挑戦などに積極的になる
  • 「自分<家族」から「自分優先」へ
  • 更年期を卒業しても、加齢による健康力の低下が目立ってくる
  • バブル経験世代。世代的特徴は「楽観的」「消費が旺盛」「見栄っ張り」など

ざっくりとした共通項は上記に挙げた通りだが、同じ50代女性でも歩んでいるライフコースによって消費傾向、価値観、生活行動が異なる点は理解しておきたい。(ウーマンズでは50代女性を「迷走型シングルライフ(49歳)」「アラフィフクライシス・キャリアママ(50歳)」「自己実現キラキラ主婦(53歳)」「老後準備パートワーク(57歳)」の4クラスタ―に分類)

50代女性の悩み・関心キーワード

では実際に50代女性は何に悩み何に関心を寄せているのだろうか。インターネットで「50代女性」とセットで検索されているキーワードを調査してみたら、より具体的な50代女性の悩み・関心ゴトが見えてきた。以下では特に「50代女性ならではの悩み」「50代女性の意外な姿が垣間見える」「アラフィフクライシスを象徴している」ものを中心に編集部視点でキーワードを選定。さっと目を通すだけでも「50代女性の姿」が見えてくる。

ヘルスケア

特に目立ったのが「白髪」「薄毛」「若く見える髪型」など髪に関する悩み。ウーマンズが60代女性を対象に実施した調査では、調査対象者の実に9割の女性がヘルスケアの悩みに「髪」を挙げていた。50代女性も60代女性も、シミ・シワと同じくらい髪について悩んでいる。

更年期症状も関係して、「だるい」「やる気が出ない」「疲れやすい」「何もしたくない」「倦怠感」「イライラ」といった心身の慢性疲労キーワードも目立った。

  • 薄毛 髪型
  • 薄毛改善
  • 前髪が薄い
  • 白髪
  • 若く見える髪型
  • 縮毛矯正
  • 若作り
  • 運動不足
  • ウェストサイズ
  • ウォーキングシューズ
  • 1日の摂取カロリー
  • 1日の糖質
  • 痩せたい
  • 痩せない
  • 内臓脂肪
  • 筋トレ
  • 理想体重
  • 体脂肪率
  • 基礎代謝
  • 中性脂肪
  • 皮下脂肪
  • 激太り
  • 激やせ
  • 筋肉量
  • エクササイズ
  • コレステロール
  • やる気が出ない
  • 何もしたくない
  • 眠い
  • 疲れやすい
  • イライラ
  • 頭痛
  • サプリメント
  • 医療保険
  • 生命保険
  • いびき
  • めまい
  • だるい
  • 無気力
  • 倦怠感
  • 体力をつけるには
  • 動悸
  • 血圧
  • 骨量平均
  • 口臭 原因
  • 歯周病
  • 癌 保険
  • 物忘れ
  • 閉経
  • 生理
  • 更年期
  • 更年期障害
  • 妊娠確率
  • 化粧品
  • メイク
  • 脱毛
  • 老化現象
  • 加齢臭
  • 膝が痛い
  • 胸の痛み
  • むくみ

生き方

次に、50代女性の「生き方」について見てみよう。子の独立をきっかけに50代女性が改めて見つめ直すのは、今後の夫婦のあり方や自分自身の生き方。未婚女性は現役引退を目前に1人で今後生きていくのか?あるいは結婚するのか?を模索する。

人生100年時代と言われるようになった現代では、50歳はちょうど人生の折り返し地点。「独身 老後」「独身 貯金」「孤独」「貧困」「友達がいない」「第二の人生」「離婚後の生活」「生き方」「生きがい」などのキーワードからは、人生の節目を迎えた彼女たちの漠然とした不安が垣間見える。「20代男性 恋愛」「30代男性 恋愛」「40代男性 恋愛」「恋愛 年下男性」のキーワードも注目したい。

  • 人生
  • お見合い
  • 婚活
  • 離婚
  • 離婚後の生活
  • 再婚率
  • 未婚
  • 独身
  • 独身 老後
  • 独身 貯金
  • 恋愛事情
  • 20代男性 恋愛
  • 30代男性 恋愛
  • 40代男性 恋愛
  • 恋愛 年下男性
  • 恋愛観
  • 貯金
  • 平均貯蓄額
  • 一人暮らし
  • 一人暮らし 生活費
  • 孤独
  • 生き方
  • 生きがい
  • 人生
  • 実家暮らし
  • 第二の人生
  • 貧困
  • 友達がいない
  • 楽しみ

働き方

50代の「働き方」については、どうだろう?「在宅ワーク」「起業」「早期退職」「資格」「勉強」など、さまざまな働き方を検討している様子がうかがえる。前述したウーマンズの分類による「自己実現キラキラ主婦(53歳)クラスタ―」は、まさに「起業」タイプの女性。本格的な起業というよりは、自宅の一室を使った料理教室を主宰したり、自宅の一室を改装して週2~3日限定でエステサロンを開業したり、マナー講座を催したりと、「好き」や「得意」を仕事にするプチ起業だ。子が独立したことで自分時間を自由に持てるようになる50代女性は、「諦めていた夢に再び挑戦する年頃」「収入を得ることよりも、キラキラした楽しい毎日を送るために“好き”を仕事にする年頃」とも表現できる。

  • パート
  • 平均年収
  • 働き方
  • 在宅ワーク
  • 就業率
  • 正社員率
  • 転職
  • 起業
  • 早期退職
  • 資格
  • 面接 服装
  • 勉強

趣味・その他

  • 一人旅
  • 旅行
  • インスタ
  • 水着
  • ゴルフウェア
  • 雑貨
  • 映画
  • 英会話
  • ルームウェア
  • パジャマ
  • ランジェリー
  • ブログ
  • ファッション
  • 習い事
  • おすすめアプリ

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