50代女性の消費行動を探るヒントに 彼女たちの悩み・関心キーワード (1/2)

50代女性のマーケティングは簡単ではない。「Instagram好きな20代女性」「30~40代の働くママ」「30代独身女性」「60~70代のシニア女性」は、マーケティング会社やマーケティング論でも活発に話題に上がるが、「50代女性」はマーケティング業界では影が薄く、情報を集めるのが容易ではないからだ。今の50代女性の特徴を挙げるならば「バブル世代で消費が旺盛」「ブランド物が好き」と表現されることが多いが、それ以外の特徴を問われると具体的にイメージできる人は少ないかもしれない。

また、BtoC企業の各社がターゲット女性として好むのも、前述した女性層だ。ウーマンズではさまざまな企業から女性マーケティング戦略のご相談を頂くが、「50代女性をメインターゲットとしている」というケースはそういえば稀。ということで、当記事では情報が充実していない50代女性にフォーカスしてみた。

50代女性の特徴

20代は、恋愛、仕事とプライベートの両立、美容、ファッション、キャリアアップなどの自分磨きを楽しむ時。30代は、結婚、子育て、離職、育児と仕事の両立などライフステージが大きく変化する時。40代は(末子が小学校高学年~中学生になることで)子育てが一段落し復職、時間に少し余裕ができて自分探し、更年期症状に悩むなど、生き方を見つめ直したり体の変化と向かい合う時。では、50代女性を象徴する特徴は何か?例えば以下が挙げられる。

  • 子が独立し、ママを卒業
  • 親の介護が心配に
  • 生き方や考え方など、無理するより自然体を好む
  • 思秋期を迎え、心身の変化を受容する
  • 物質的豊かさから、精神的豊かさを重視し始める
  • モノ・コトを手に入れることから、手放す・取捨選択・整理整頓へ
  • 60歳に向けて、貯金、夫と自分の現役引退後の生き方、健康、夫との暮らし方などを考え始める模索期間
  • 趣味や、一度は諦めた夢への挑戦などに積極的になる
  • 「自分<家族」から「自分優先」へ
  • 更年期を卒業しても、加齢による健康力の低下が目立ってくる
  • バブル経験世代。世代的特徴は「楽観的」「消費が旺盛」「見栄っ張り」など

ざっくりとした共通項は上記に挙げた通りだが、同じ50代女性でも歩んでいるライフコースによって消費傾向、価値観、生活行動が異なる点は理解しておきたい。(ウーマンズでは50代女性を「迷走型シングルライフ(49歳)」「アラフィフクライシス・キャリアママ(50歳)」「自己実現キラキラ主婦(53歳)」「老後準備パートワーク(57歳)」の4クラスタ―に分類)

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