スーパーフード人気TOP29 レシピ・特徴・効果(3/3)
【認知度21位】ビーツ
- 【認知度】21.7%
- 【原産地】ヨーロッパ、アフリカ北部、地中海沿岸
- 【特徴】ほんのり甘い赤い実(テンサイの仲間)で、シャキシャキした歯ごたえ
- 【多く含む栄養素】ナトリウム、マグネシウム、リン、カリウム、カルシウム、ビタミンB群
- 【期待できる効果】高血圧予防、むくみ予防
- 【食べ方例】カットしてサラダにする/スムージー/ボルシチ
(参考:あさぎり農園「【奇跡の野菜】ビーツの驚くべき栄養価の高さとは?」)
【認知度22位】麻の実(ヘンプシード)
- 【認知度】16.9%
- 【原産地】日本
- 【特徴】砕いたヘンプシードナッツという形状で市販されることが多い
- 【多く含む栄養素】たんぱく質、鉄、亜鉛、マグネシウム、αリノレン酸、必須脂肪酸
- 【期待できる効果】ミネラル補給による栄養改善、脂肪燃焼、コレステロール値の低下
- 【食べ方例】サラダのトッピング/ドレッシングやソースに混ぜる/ヨーグルトやスムージーに混ぜる
(参考:タニタの健康コラム「話題のスーパーフードとは?栄養成分と賢い取り入れ方 」)
【認知度23位】アマランサス
- 【認知度】16.8%
- 【原産地】中南米
- 【特徴】キヌアに似ているが小さく、モチモチ・プチプチした食感
- 【多く含む栄養素】食物繊維、ビタミンB6、鉄、ミネラル
- 【期待できる効果】整腸作用、ダイエット
- 【食べ方例】各種料理のトッピングにする
(参考:くまさん自然農園「Superフードアマランサスについて」)
【認知度24位】スピルリナ
- 【認知度】15.8%
- 【原産地】日本を含むアジア
- 【特徴】藻の一種
- 【多く含む栄養素】カロテン、鉄分、ビタミンB群、フィコシアニン、カルシウム、マグネシウムなどのミネラル
- 【期待できる効果】野菜補給、抗酸化作用による抗炎症、免疫力増強
- 【食べ方例】スムージー/パンケーキや卵料理/サラダのトッピング
(参考:タニタの健康コラム「話題のスーパーフードとは?栄養成分と賢い取り入れ方 」)
【認知度25位】カムカム
- 【認知度】11.6%
- 【原産地】ペルー
- 【特徴】約2cmの赤い果実
- 【多く含む栄養素】ビタミンC、ポリフェノール
- 【期待できる効果】抗酸化作用、風邪予防、肌荒れ、肥満、糖尿病、高血圧予
- 【食べ方例】ジュースやジュレなどに加工されているものが多い
(参考:ジーブレス「カムカムとは?」)
【認知度26位】タイガーナッツ
- 【認知度】10.7%
- 【原産地】北アフリカ
- 【特徴】ナッツのような形状だが野菜の一種
- 【多く含む栄養素】リン、カリウム、ビタミンE・C、食物繊維
- 【期待できる効果】抗酸化作用、エネルギー源となる、血栓症など心疾患予防
- 【食べ方例】そのまま食べる/スムージー/ヨーグルトやグラノーラにトッピング
(参考:タイガーナッツトレーダーズ社「タイガーナッツと健康」)
【認知度27位】モリンガ
- 【認知度】9.0%
- 【原産地】北インド
- 【特徴】「奇跡の木」と呼ばれ、葉、花、種など広く使える
- 【多く含む栄養素】ポリフェノール、カルシウム、マグネシウム、ビタミン類、カリウム、鉄分
- 【期待できる効果】抗酸化作用、肌トラブル予防、免疫力アップ
- 【食べ方例】粉末をジュースやスムージーなどのドリンクに混ぜる
(参考:JTB「世界から注目の集まる、奇跡の植物モリンガ」)
【認知度28位】マキベリー
- 【認知度】7.5%
- 【原産地】南米パタゴニア地方
- 【特徴】濃い紫色のベリーの一種
- 【多く含む栄養素】ポリフェノール、必須脂肪酸、各種ビタミン、ミネラル、食物繊維
- 【期待できる効果】抗酸化作用、美肌、アンチエイジング、生活習慣病予防
- 【食べ方例】パウダーをヨーグルト、ジュース、アイスクリームなどにかける/ドレッシングに混ぜる
(参考:Vivi「驚異のフルーツ マキベリー」)
【認知度29位】ビーポレン
- 【認知度】2.2%
- 【原産地】ヨーロッパ
- 【特徴】Bee(蜂)とPollen(花粉)という意味で、ミツバチの花粉のこと
- 【多く含む栄養素】ビタミン、ミネラル、タンパク質、酵素
- 【期待できる効果】美肌、アンチエイジング、免疫力向上、アレルギー抑制、疲労回復
- 【食べ方例】ヨーグルト、ジュース、アイスクリームなどにかける/ドレッシングに混ぜる
(参考:Vivi「ミラクルフード ビーポーレン」)
スーパーフードのマーケティング事例
スーパーフードを使って実際に企業各社はどのようなマーケティングを展開しているのか?3社の取り組みをまとめた。
ランキング紹介(LOHACO)
LOHACOのスーパーフードカテゴリーの人気売れ筋ランキングを紹介。1位~30位まで掲載。
レシピコンテンストの広告企画(クックパッド×ファイン)
「ファイン スーパーフード」を使ったレシピをクックパッドで募集し、「No.1 チアシード賞」「No.1 ローストキヌア賞」「No.1 マカ賞」ファインアイデア賞を選定。
レストランで提供(コスメキッチン)
恵比寿アトレにあるオーガニックカフェレストラン「Cosme Kitchen Adaptation」では、野菜やスーパーフード、発酵食品をブッフェスタイルで楽しめる「CLEAN EATING BUFFET」を提供している。
スーパーフードの資格
- スーパーフードマイスター
日本スーパーフード協会の認定資格。「スーパーフードマイスター」「トップスーパーフードマイスター」「JSA認定スーパーフードエキスパート養成講座」と順にステップアップしていく - スーパーフードアドバイザー
日本安全食料料理協会の認定資格。だれでも受験でき、日本全国で在宅受験可能
スーパーフードのマーケティング課題
今後もジャパニーズスーパーフード含め、海外のスーパーフードが次々に登場すると考えられるが、課題は前述の2人の女性がTwitterに投稿していた「いまいち調理方法が分からない」「スーパーフードが多すぎて違いがよく分からない」、にどう応えるか。この2点をクリアしないと、「次々に新スーパーフードが登場して話題になっては消え…」を繰り返すだけで、一過性のトレンドで終わってしまう。すでに認知度が高く、ヘルシーフードとして定着しつつあるアサイー、エゴマ油、チアシード、ココナッツがこれまでに展開してきたマーケティングには「一過性のトレンドで終わらせないコツ」を掴むヒントがあるのでは。
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