女性に人気の香りランキング(シーン別)と、香りにまつわる行動(3/3)
女性に人気の香りランキング
何でも調査団(@niftyニュース)の「自分に身に付けるとき、どんな香りを選ぶ傾向があるか?」によると、女性は、次の結果となった。
- 1位:さわやかな香り
- 2位:せっけんの香り
- 3位:香りが強くない、控え目な香り
- 4位:レモン・オレンジなど、柑橘系の香り
- 5位:無香料のもの
他、参考になる “女性に人気の香りランキング” は以下。
香り付き商品で好きな香り
マイボイスコムが実施した調査「におい対策・香り付けに関するアンケート調査」では、以下の調査結果を確認できる(閲覧には要無料登録)。
- 普段行っているにおい対策
- 身体や衣類に香り付けをするシーン
- 香りつき商品で好きな香りの系統
- 身体や衣類に意識して香り付けをする理由
女性が好きな香水ランキング(2019年最新)
女性が好きな香水ランキングは以下(LIPS調べ,2019年4月22日現在)。
- 1位:ボディミスト ピュアシャンプーの香り(フィアンセ)
- 2位:マジョロマンティカ(MAJOLICA MAJORCA)
- 3位:ミス ディオール ブルーミング ブーケ(Dior)
- 4位:香りのスタイリングミスト(フレアフレグランス)
- 5位:エクラ・ドゥ・アルページュ オードパルファム(LANVIN)
- 6位:オードパルファム(クロエ)
- 7位:リラックス オード ホワイトフローラル(JILL STUART)
- 8位:ボディミスト(DAISO)
- 9位:ボディミスト ピュアシャンプーの香り(フィアンセ)
- 10位:フレグランス ボディミスト マリアリゲル(フェルナンダ)
※11位以降はこちらをチェック。
シーン別の香りランキング
アロマに限定したランキングになるが、シーンによってどのような香りが好まれるているのか?の参考に。
- 【寝つきをよくしたいとき】
1位:ラベンダー
2位:オレンジ・スイート
3位:スイート・マージョラム - 【気持ちを落ち着けたいとき】
1位:ラベンダー
2位:サンダルウッド
3位:フランキンセンス - 【憂鬱な気分のとき】
1位:オレンジ・スイート
2位:ベルガモット
3位:グレープフルーツ - 【集中力を高めたいとき】
1位:ローズマリー
2位:ペパーミント
3位:レモン - 【肩こりをやわらげたいとき】
1位:ローズマリー
2位:ラベンダー
3位:ペパーミント - 【スポーツ後の筋肉疲労があるとき】
1位:ペパーミント
2位:ローズマリー
3位:レモングラス - 【足のむくみを解消したいとき】
1位:ジュニパーベリー
2位:サイプレス
3位:グレープフルーツ - 【冷えていると感じているとき】
1位:ブラックペッパー
2位:スイート・マージョラム
3位:オレンジ・スイート - 【風邪の予防をしたいとき】
1位:ティートリー
2位:ユーカリ
3位:ペパーミント - 【生理痛がつらいとき】
1位:ゼラニウム
2位:クラリセージ
3位:ラベンダー - 【PMSがつらいとき】
1位:ゼラニウム
2位:クラリセージ
3位:ラベンダー - 【更年期症状をやわらげたいとき】
1位:ゼラニウム
2位:クラリセージ
3位:ローズオットー
※参考:AEAJ「セルフケアにおけるアロマテラピーの効果に関するアンケート調査」
男性が好む傾向にある女性の香り
恋愛のシーンにおいても女性は香りを重視する。女性向け各webメディアが実施しているアンケートでは「彼の家の枕に香りを吹きかけておくとすぐに“会いたい”との連絡がくる(女性回答)」「髪からフワっと良い香りがした瞬間ドキッとする(男性回答)」などの声が挙がっている。ヤフー知恵袋では女性が男性に「好きな香りを教えてください」の投稿が複数見られ、同サイトに限らず各種調査では以下の香りが男性から人気。清潔感を連想させる石鹸系は男女ともに褒める香りで人気が高い。
- フローラル系
- 甘い柑橘系
- シャンプー、石鹸系
多くの男性に共通しているのは「強い香りがする女性は苦手」。女性同様、男性が好む女性の香りは派手ではない「ライトフレグランス」のようだ。
合わせて読みたい記事
女性の香り・匂いに関する意識と行動
女性の香り・匂いに関して各社が実施・公開している調査結果は以下。
- 汗のニオイ「不安度」を職業別に見る
汗をかくことに対する不安度が高いのは1位:介護士、2位:看護師、3位:リハビリスタッフ、4位:保育士・幼稚園教諭、5位:エステティシャン - 汗のニオイ対策で意識が高い職業
汗のニオイ対策意識が高いのは1位:エステティシャン、2位:看護師、3位:飲食店店員、4位:受付、5位:販売員 - 普段行っている匂い対策
質問3をチェック(閲覧は要無料登録) - 香りをつける理由
質問8をチェック(閲覧には要無料登録) - 身体や衣類に香り付けをするシーン
質問5をチェック(閲覧には要無料登録) - 香り付きのものを買うことが多い商品
質問6をチェック(閲覧には要無料登録)
香り×女性のマーケティング
女性の意識・関心を瞬間的に向けるために、近年は店舗や施設の入り口で香りを充満させる「香りマーケティング」を導入する手法が広がっている。癒し、恋愛、ヘルスケア対策、ニオイ対策(体臭対策)、エチケット、印象アップなどのために香りを積極的に活用する女性たちに香りをアピールするなら「ライトフレグランス」と「他香り付き製品との相性」の考慮が必要だろう。
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