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中年女性の頭皮の分け目、悩みを助長させる行動が明らかに 「頭皮の紫外線対策をしていない」8割

頭皮の分け目は、髪の質や毛量が変化しやすい中年女性にとって悩みやすい箇所。にも関わらず、分け目の白髪を自分で抜いてしまったり、頭皮の紫外線対策を怠るなど、分け目の悩みを助長させてしまう行動を取る女性は多いようだ。ヘアケア事業のアンファーによる調査で分かった。特に、頭皮の紫外線対策に取り組まない女性が多く、”ヘアケアのための紫外線対策” が浸透していないことも明らかになった。

頭皮の分け目の悩み、最多は「白髪」

調査は今年10月に、40〜50代女性の336人に実施。頭皮の分け目について悩んでいることを聞いたところ、最多は「分け目の白髪が目立つ」で68%だった。具体的な白髪ケアについては、「白髪染めやカラー剤を使用している(53.7%)」と回答した女性が最多に。次いで、「白髪が目立たない髪型にしている(20.3%)」で、「白髪を抜いている(14.6%)」が3位に。白髪染めや毛髪を抜くなど、頭皮の負担になる行動が見られた。

「頭皮の分け目悩み」に関する調査

【出典】アンファー

 

分け目を変えたことがない、2割

続いて、普段の髪型事情についても聞いた。「分け目を定期的に変えているか?」という質問に、「変えている」は41%。一方で「変えたことがない」は59%となった。同じ分け目やヘアスタイルを続けることは頭皮の特定の場所に負担がかかるものの、リスクを高めてしまう行動を取っている女性が、半数以上を占めた。

「頭皮の分け目悩み」に関する調査

【出典】アンファー

 

髪・頭皮の紫外線対策をしていない、8割

髪や頭皮の紫外線対策についても聞いた。「今年の4~9月の間、髪や頭皮の紫外線対策をしていたか?」という質問に、「顔や身体と同じ頻度で対策していた」または「顔や身体ほどではないが対策していた」と回答したのは合わせて19%。残りの約8割の女性が、ほとんどまたは一度も髪や頭皮の紫外線対策をしていないことがわかった。頭皮の分け目部分は、紫外線のダメージを直接的に受けやすいものの、対策に取り組まない女性が圧倒的多数を占めることが明らかになった。

「頭皮の分け目悩み」に関する調査

【出典】アンファー

 

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