世界の消費者意識調査2019
世界27カ国、21,480人を対象にしたPwCによる消費者意識調査2019年版では例えば以下が分かった。
- 75%の消費者が、ヘルスケア、ウェルネス、フィットネス関連アプリ最大3種類ををスマートデバイスに入れている
・運動のアドバイスとモニター(49%)
・ダイエット、減量、健康的な食生活(43%)
・ストレス緩和(26%)
・バイタルサインのモニター(21%)
・予約と処方箋(26%)
・睡眠(37%)
・妊娠と月経の管理(23%)
・応急処置と他の医療情報(22%)
・介護士とのオンラインチャット(16%) - 消費者は従来になかったオンラインサービスを特に医療分野で求めている。世界の回答者の約2/3が、Amazon、Apple、Facebookなど医療と関係のない企業を通じてサービスを利用したいと考えている
- ベトナムと中東でモバイル決済が最も大きく成長
調査結果を踏まえ、同社はレポート内で「今必要なのは、カスタマーエクスペリエンスに着目した指標、つまり消費者中心の指標『体験からのリターン』」と提案。レポート前半は世界の意識調査結果、後半は「日本の小売りと消費の実態と顧客の体験」について掲載。グローバルレベルでの消費者意識概要を掴める。⇒【詳細】世界の消費者意識調査2019(PwC)
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