2018年の生活気分にヘルスケア関連ランクイン 関心事第1位は?
博報堂生活総合研究所が実施した調査結果「生活者にきいた“2018年 生活気分”」によると、2018年に「力を入れたいこと」「始めたいこと」にヘルスケア関連がランクインした。昨年は「睡眠負債」が広く知られるようになり、睡眠をテーマにした商品サービスの登場が相次いだ。生活者の2018年の一番の関心事は引き続き「睡眠・休息」のようだ(対象:全国の20~69歳男女3,900名)。
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2018年力を入れたいこと
「2018年、次にあげる生活行動にどの程度力を入れたいか(複数回答)?」では以下の結果となった。
上記のうち、女性のみのランキングはこちら。
- 1位:睡眠・休息(85.5%)
- 2位:健康(84.3%)
- 3位:家族との交流(76.6%)
- 4位:趣味・遊び(74.4%)
- 5位:貯蓄・投資(70.4%)
- 6位:家事(70.3%)
- 7位:食事・飲酒(68.1%)
- 8位:ファッション・身だしなみ(67.1%)
- 9位:友人・恋人との交流(61.6%)
- 10位:エンタメコンテンツの鑑賞・閲覧(56.7%)
2016年〜2018年の3年間の推移を確認すると、男女全体で唯一増加したのが「食事・飲酒」。各社・各機関が実施する他調査でも「今後お金をかけたいこと」で毎回上位にランクインするのは「食」。上記調査結果も示す通り、食にお金をかける傾向は引き続き期待できそうだ。
2018年 思い切って始めたいこと
「思い切って始めたいことは何か?(複数回答)」の結果は以下。「力を入れたいこと」と同様、第1位はヘルスケア項目だった。
上記のうち、女性のみのランキングはこちら。
- 1位:運動・体操・筋トレ(39.9%)
- 2位:貯蓄(32.4%)
- 3位:趣味・習い事(31.4%)
- 4位:ダイエット・食事制限(27.9%)
- 5位:ウォーキング・ジョギング(26.1%)
- 6位:副業(23.9%)
- 7位:仕事(21.9%)
- 8位:資格や免許の取得(20.7%)
- 9位:勉強・通学(15.2%)
- 10位:投資・資産運用(13.9%)
男女間で比較すると「運動・体操・筋トレ」「ダイエット・食事制限」「ウォーキング・ジョギング」はいずれも男性を女性が上回っており、女性の方がヘルスケアの意識が高いことがわかる。
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