動画プロモーショントレンド、次はVチューバー
ユーチューブを利用した動画コンテンツでビジネスを展開する「ユーチューバー」の登場が世界的に見られ、国内でも音楽、ゲーム、メイク、ヘアスタイル、エクササイズなどのハウツーを紹介するユーチューバーがここ1〜2年ほどで一気に増えた。企業の動画プロモーションやテレビ番組やCMにユーチューバーが起用されるなどユーチューバーの活躍の場が広がりを見せる中、今新たなブームが起きている。それがVチューバーだ。
Vチューバーとはバーチャルユーチューバーの略称で、2Dや3DCGなどのアバターを配信する人を指す。Vチューバーはそれぞれ独自のジャンルとキャラクターでコンテンツを制作・配信し、視聴者は、アバターの外見、声、キャラクター、コンテンツなどに惹かれてファンになる。
これまでアニメキャラクターを演じることができるのはプロの声優に限られていたが、今は誰もがユーチューブ上で自分を世界に発信できるように、誰もが手軽にアバターを制作してキャラクターを演じることができる(もちろん、アバター配信のための制作技術は必要だが)。
昨年より一部の人の間で話題を集め、徐々にその認知度が高まっている。今は女性Vチューバーが圧倒的に多くファンのほとんどが男性が占めているが、女性を魅了する男性Vチューバーもいる。その一人が「伏見ガク」。彼の場合はコンテンツの配信時間が朝ということもあり、ファンはその時間に合わせて起きたり朝食を摂っている。彼のおかげで生活習慣が改善したという声もあり、Vチューバーが視聴者の健康行動促進に良い影響を与えているようだ。ユーチューバー同様に、Vチューバーはファンの醸成力が強く影響力も大きい。この特性を活かして、今年は、動画プロモーションにVチューバーを起用する企業が出てきそうだ。
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