「#筋肉女子」増加中 人気の背景と筋肉女子の市場を理解する(2/2)

筋肉女子が増えている理由

1.ボディメイクのトレンド変化

以前のボディメイクでは減量や細くなることが目的だったが、健康志向が世界的トレンドになった今、そのトレンドが変化。ただ細いよりも程よく筋肉がつき女性らしいカービーラインのある体つき、いわゆるヘルシーボディが支持されるようになった。

2.SNSで見る海外の人気セレブの影響

海外の人気セレブなどの日常生活がSNSで簡単に見られるようになったことで、国際基準の美意識も日本に流入。メリハリのある海外女性の体型や日常のトレーニングの様子を見て、美容にも健康にも最適な筋トレを取り入れた生活に憧れる女性が増えていった。

人気の筋肉女子

  • AYAさん
    フィットネスモデル。ファッションモデルからクロスフィットとの出会いを経てフィットネスモデルへと転向。自身のジムを経営しておりパーソナルトレーナーとしても活躍中
  • MIHARUさん(ビキニ競技出場者)
    フィットネスモデル。GIA認定トレーナー。日本人初のIFBB BIKINI PROとしても活動している。ヒップトレーニングを取り入れた女性へのパーソナルトレーニングも行い、各地でイベント・講演・セミナー講師として活躍中
  • 才木玲佳さん
    筋肉アイドル。プロレスラー。K-1アマチュア大会に出場後プロレス総合学院に入学し、プロレスデビューを果たす。現在は筋肉アイドルとしても各メディアで活躍中
  • 中村アンさん
    モデル。女優。クロスフィットで鍛え上げた健康的な体が雑誌で掲載され、女性憧れの「美ボディ」として注目を浴びた

筋肉女子の特徴

自分にストイックな筋肉女子は、目標に沿ったライフスタイルを確立。運動習慣から食事管理まで、憧れの美ボディ実現を目指して日々生活を送っている。メンタルにもフィジカルにも明るい変化をもたらしている。

筋肉女子が目指すボディ

程よく筋肉がついたヘルシーボディには、身体のメリハリが欠かせない。体を鍛える以外にも、女性らしいボディラインを意識しながらトレーニングを行うのが筋肉女子。マーケティングリサーチが調査した「フィットネスジムで意識して鍛える部位」によると、ジムに通う女性が意識して鍛えている部位は以下の通り。太りやすい下半身がトップ1・2となり、人目に付きやすい腕が3位にランクインした。

  • 《フィットネスジムで意識して鍛える部位》
    ・第1位 尻の筋肉(36.0%)
    ・第2位 脚の筋肉(35.1%)
    ・第3位 腕の筋肉(34.2%)

美尻

ヘルシーボディブームで、最近はふっくらした美尻ニーズが高まっている。鍛えることでお尻の位置が上がり脚長効果を得られることも魅力。しかし欧米人と比較して扁平尻が多い日本人にはヒップにコンプレックスを抱えている女性も多く、美尻メイクに特化した雑誌特集やトレーニングプログラムは人気が高い。「美尻ジム」として各種メディアにも取り上げられる「ジムナイア」では、「美尻・美脚プログラム」を実施している。

太もも

太ももを、すらっと引き締めたいという声も多い。お尻と同様に、太ももダイエットに特化したジムもある。太ももダイエット専門ジム「B-concept」は、「ボトムス2サイズダウン」を目標に2ヵ月の短期集中プログラムを提供する。以下はB-concept公開の「脚痩せストレッチ」動画。

筋肉女子のライフスタイル

1.定期的な運動習慣

フィットネスジムに通ったり、自宅でDVDやYou Tubeを見ながら筋トレ。人気のエクササイズは筋肉女子ブームの火付け役、AYAさんが提唱するAYAトレーニング「AYAボディメソッド DVD付き 1日15分2週間でタフ×ビューティ・ボディ」。1日15分で行える手軽さが人気の秘訣。

筋トレのコツや方法を配信する筋肉女子系YouTuberではフィットネスモデルとしても活動するmyung(ミョン)さんが人気。GLITTER×PELADEビューティーヒップコンテストで3位に入賞。

フィットネスジムのなかでも女性人気が急上昇中なのがキックボクシング。ストレス発散にもなり、短時間で高い消費カロリーも期待できるキックボクシングでは女性専用スタジオも登場。

 

2.徹底した食事管理

「低糖質・低脂肪・高タンパク質」の食事法は筋肉女子の定番。間食は、ドライフルーツやナッツなど未加工のものや、タンパク質が多い乳製品が中心。

3.コンディショニングやリカバリー

汗をかくような激しい運動後は体のケアが大切。トレーニング後の疲労回復には、マッサージやアイスバスが効果的とされている。屋外でのトレーニング後に活用できる折り畳み式のアイスバスも登場。また夜更かしをしない、睡眠時間をたっぷりとる、疲れをためないといった健康的なライフスタイルを送ることも重視する。

 

筋肉女子のメンタル効果とフィジカル効果

ガッツリとはトレーニングをしないライトな筋肉女子も、筋肉女子になったことで心身に良い影響がもたらされている。

  • <メンタル効果>
    ・自分の体やライフスタイルに自信を持てるようになる
    ・運動不足や不摂生な食生活などが解消され、体への罪悪感がなくなる
    ・ポジティブになる

筋トレに出会って身体はもちろん、メンタルや考え方、生活、、、いろいろな面が良い方向に変わって本当に良かったなあと思う 数年前は走りたくない動きたくない一日お家に居たいどうしようもないぐうたらだったなんて当時を知らない人は全然信じてくれない。引用:twitter「@nanami_bwmg」

  • <フィジカル効果>
    ・減量
    ・体が引き締まる
    ・美肌効果
    ・ストレスや疲れがたまらなくなる

食べてないと必ず肌のハリはなくなる。酷いとぶつぶつができる。人より保湿しなくちゃいけなくなる。 筋トレを始めて、体重は増えてるのに身体が締まり肌が綺麗になったと周りから言われるのは、食べるようになってトレーニングをして浮腫まなくなったおかげ。どっちも経験してみて今が一番調子いい引用:Twitter「@you321you123」

筋肉女子市場の商品・サービス事例

「筋トレ女子」や「腹筋女子」の登場で盛り上がりを見せる筋肉女子市場では、女性をターゲットにした商品が次々に登場。手軽にタンパク質を摂取できるプロテイン市場では「美味しく飲みやすく」をキーワードにした商品が展開され、ファッション市場では運動時も気分を盛り上げてくれるフィットネスファッションが登場している。

プロテイン商品

国内売り上げナンバーワンの実績を持つプロテインブランド「ザバス」からは女性に特化したプロテインドリンクが登場。美ボディをサポートする「大豆プロテイン」と美容に効果的な「フィッシュコラーゲン」を配合。マイルドで飲みやすいミルクティー風味も女性に人気のポイント。

明治 ザバス(SAVAS) シェイプ&ビューティ ソイプロテイン+コラーゲン

ヘルシースナック

以前はプロテイン系商品は通販やスポーツ関連の施設など限られた場所が主な取り扱い場所だったが、最近ではプロテイン人気を背景に、コンビニでも手軽に購入出来るようになった。森永製菓のプロテインバー「inバー」はナッツやバニラなど、おやつ感覚で食べられるのが特徴。特に甘さ控えめな「ベイクドビター」味が女性人気を集めている。


森永 inバープロテイン<ベイクドビター>

EMS

EMSトレーニングの第2次ブームでは、腹筋やヒップアップ、二の腕の引き締めに特化したEMSが注目されている。

フィットネスファッション

アスレジャーファッションの人気もあり、おしゃれなフィットネスファッションも増加。運動中のオシャレにも気を遣いたい女性たちの人気を集めている。

 

この投稿をInstagramで見る

 

ワークアウトのテンションも上がる、今季ヘビロテのアイテム! . ・sports bra_nike(品番:3200561429) ・sportsbra_puma(品番:3200580129) ・bottoms__adidas (品番:9484572529) ・leggings_nike(品番:9479560029) ・leggings_puma(品番:3220581029) ・shoes_nike(品番:4308563429) . ▶商品はプロフィール(@alpen_women)のURLからオンラインストアでご覧いただけます! . . \Follow me!/ @alpen_women では、遊びに行くときも、スポーツをするときも、おしゃれに楽しく過ごせるスポーツMIXのライフスタイルやコーディネートをお届けしています。 . . #アルペン #スポーツ #ワークアウト #プーマ #スポーツウェア #夏コーデ #スポーティー #ナイキコーデ #ナイキ女子 #プーマ女子 #プーマコーデ #アディダス#アディダスコーデ #レギパン #レギンス #スポーツデポ #アルペン #アスレジャー #adidas #nike #puma #Alpen #SPORTSDEPO #nikegirl #nikegirls #workout

アルペン公式インスタグラムさん(@alpen_women)がシェアした投稿 –

リカバリー商品

休養専用リカバリーウェアのベネクスは休養・睡眠時専用のリカバリーウェアや、アイマスク、ネックカバーなどを販売。全ての商品に独自開発した特殊繊維「PHT」が入っており、体力を回復しやすい環境を整えてくれる。

筋肉女子は現代のヘルスケアトレンド

モデルのような細さがトレンドだったが、今は「健康的に美しく」がキーワード。「自分らしさ」が尊重される今日、筋肉女子のストイックでポジティブなライフスタイルは、新しい女性の理想像を確立した。女性が周りからの評価だけでなく自分から自分への評価を取り入れるようになったことにも着目したい。自分が誇れる自分であることが、新しい美の基準になりつつある。

 

【編集部おすすめ記事】
“運動離れ”、回復の兆し見せるも働く女性の間では今なお進行
女性のエクササイズ、100年の歴史を動画で
女子キャンプの人気上昇で、ヘルスケアグッズが活躍中
ダイエットトレンドに変化  女性のニーズはどう変わった? 
女性のスポーツジム、選択基準は “Fun!”

PAGE TOP
×