女性差別の例 〜日本の男女格差の現状と意識〜(1/4)

【更新:2020.1.17】
かつて日本には、女性に参政権が与えられないなど分かりやすい男尊女卑の時代があった。今では女性の地位も向上し男女平等が進んではいるが、昔から続く女性差別の意識は根深い。最近でも女子学生の就職差別や、政治界での女性へのセクハラ発言が、事あるごとに表立っては炎上ニュースとなって流れている。一方で世界中で巻き起こったme too運動にあげられるように女性差別をなくそうと立ち上がる女性も増えている。

日本の女性差別・男女格差、現状と生活者の意識

日本における男女格差の溝はまだまだ大きい。特に世界的にみると政治や経済での女性進出がまだ乏しく、先進国ながら大幅に遅れている現状がある。男女格差の実態は、女性差別意識の結果とも言い換えられる。

日本の男女格差、世界ランク121位

「ジェンダー・ギャップ指数」とは

世界各国の社会進出における男女格差を示す指標。略称はGGI。世界経済フォーラム(WEF)が毎年発表し、ランキング形式で順位付けしている。男女平等の度合いについては以下4分野における状況を評価。世界各国の男女の格差を数値化するため、「男女平等ランキング」ともよばれる。

  1. 経済(女性の経済活動の参加と機会)
  2. 教育水準、
  3. 保健(出生率や健康寿命)
  4. 政治(女性の政治参加)

日本のランキング(2019年)

日本の2019年時点での世界ランクは、153ヵ国中121位。2018年は110位だったがさらに順位が落ち、主要7カ国(G7)内で最下位だった。

「男性の方が優遇されていると思う」7割

内閣府が行った「男女共同参画社会に関する世論調査」では、「社会全体を見て男女の地位は平等になっていると思うか?」という質問に対し「男性の方が優遇されている」と回答した人は7割以上。今日でも多くの人が、社会において男性優位の状況を感じていることがうかがえる。また男女別に回答を見ると、男性は68.2%にとどまったのに対し、女性は79.2%と8割近くに。女性の方が男性優遇の現状をより強く感じていた。

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