オメガ3脂肪酸の摂取量 性別・年齢別にチェック(3/3)

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くるみ 〜スーパーフードとしてのイメージ向上に〜 (カリフォルニアくるみ協会)

カリフォルニアくるみ協会では、ナッツ類の中でもダントツでオメガ3脂肪酸が多いことをサイト内で紹介している。ダイエットや運動に適切であるほか、様々な栄養効果があるスーパーフードとして、くるみを活用したレシピを紹介している。

犬・猫にもオメガ3脂肪酸を

ペットの健康ニーズが高まっていることから、ペットのヘルスケアを考慮したペットフードは増加傾向にある。オメガ3脂肪酸も、ヘルシーペットフードに活用されている一つ。オメガ3脂肪酸は人間と同様に犬・猫も必要だとされている。皮膚への働きから、犬アトピー性皮膚炎の治療においてステロイド薬を減薬することができたという研究や、関節炎の症状が改善し痛み止め(抗炎症)の投薬を減らすことができたという研究などがある。そのほか、心臓および腎臓や高脂血症、高齢期では認知機能等にも働くとされている。

ペット向け商品の具体例としては、ぺットのヘルスケアフードを販売しているロイヤルカナン(東京・港)がある。ウェブ上では犬と猫の栄養成分辞典を公開し、ペットの健康に関する情報提供を強化している。オメガ3脂肪酸配合商品としては、12歳以上の猫の老化による身体への影響を和らげることを考えた食事「エイジング 12+」などがある。

認知度拡大と同時に価格帯への関心も

活用目的も多彩になってきているオメガ3脂肪酸。成分の認知度が高まるにつれ、差別化が難しくなってきているカテゴリーともいえる。「海外のサプリメントはなんだか不安…国内メーカーが良い」という声もあれば「国内メーカーの商品は高い」との声もあり、「海外のサプリメントは粒が大きくて呑み込みづらい」との声もあれば「海外のサプリメントは安いから継続購入できる」といった声もある。消費者たちのこういった意見をどれだけ反映できるかが、差別化のカギになりそうだ。

 

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