通院管理アプリに高いニーズ 小学生の子を持つ母親

デジタル診察券を提供するエンパワーヘルスケア(東京・港区)が小学生の子を持つ母親を対象に行った「通院に関する意識調査」で、診察予約や診察券のデジタル管理、治療履歴の入力・確認など、通院に関する管理ができるアプリへの高いニーズがあることがわかった。特に、子供の体調管理を主導している母親にとって、自分以外に子供の診察券も同時に管理しなくてはならないことは日々のプチ課題だ。(調査対象:全国の小学生の子供がいる20代以上の母親400名)

所有するカードは財布に入りきらない

「あなたは、所有しているカードが財布に入りきらないことがありますか?」という質問に対して、「頻繁にある」「時々ある」と回答した人は約7割に上った。さらに「あなたは普段、所有するカードをどのように管理していますか?」と質問したところ、「一部のカードだけを持ち歩いている」と答えた人は72.9%で、多くの母親が、都度必要なカードを選んで持ち歩いていることがわかった。

スムーズな診察が受けられない理由「診察券を忘れた」

調査では、一人あたりが持っている病院の診察券は平均5.5枚と判明。「あなたは普段、病院の診察券をどのように管理していますか?」という質問に対しては、「必要な時以外は自宅に置いている」と回答した人が7割だった。クレジットカードや各店舗のポイントカード、共通ポイントカードなど、普段使いするカードとは違い、必要な時だけ持っていれば良い診察券に関しては、普段は自宅に置いておくのが一般的のようだ。

しかし「あなたは、通院に関して次のことで困った経験がありますか?」という質問では「診察券が見つからない」「診察券を忘れた」と回答した人が約5割に上り、診察券を持ち歩くことは不便であるが、普段持ち歩いていなければスムーズに診察を受けられず、診察券が「普段使いはしないけれども、必要な時に不便を感じる」ものであることがわかった。

通院に関して最も感じる困り事「予約が取れない」

なお、「通院に関して困った経験」の第1位は、「行きたい時に予約が取れない」で49.8%で、約半数の人が求める時間に通院出来なかった経験があることがわかった。

通院に関する管理アプリへの高いニーズ

「あなたは、診察予約や診察券のデジタル管理、治療履歴の入力・確認など、通院に関する管理アプリを使用していますか?」という質問に対して、「知っているが、使用はしていない」と答えた人が22.3%。また「知らない」と回答した人は67.5%にまで上った。この結果から、大多数の人が診察券の管理に苦労しているにも関わらず、便利な管理ツールを知らない現状が明らかになった。

一方で「使用していない」「知らない」と回答した人に対して、「あなたは、診察予約や診察券のデジタル管理、治療履歴の入力・確認など、通院に関する管理アプリを使用してみたいと思いますか?」という質問に対しては、「使用したい」と回答した人が65.5%に及ぶ結果となり、管理アプリの高いニーズがあると考えられる。

画像・エンパワーヘルスケア

ちなみに、「通院に関する管理アプリで使用してみたい機能」については、第1位が「予約機能」、第2位が「診察券の管理」だった。

 

画像・エンパワーヘルスケア

デジタル管理ツールは、スマホやパソコンに精通していないシニア層の中には返って煩わしさや不便を感じる人もいるが、デジタル世代であり、さらに自分以外のカードまでもを管理しなくてはならない子育て中の母親世代にとっては重宝できるアイテム。特にこの世代に受け入れられそうだ。

 

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