シニアの生涯学習 健康関連の項目が上位に
比較的時間に余裕のあるシニア世代は、人・地域との交流や健康維持など、人生の充実を目的に生涯学習に取組んでいる人たちが多い。平成29年版高齢社会白書(内閣府)によると、生涯学習をしたことがある人は60代で47.3%、70歳以上で46.8%と、半数近くの人が生涯学習に関心を示していることがわかる。では、具体的にどのような生涯学習に取組んでいるのだろうか?
60代が行っている生涯学習
- 趣味的なもの(24.6%)
- 健康・スポーツ(23.7%)
- ボランティア活動のために必要な知識・技術(12.6%)
- 教養的なもの(10.2%)
- 家庭生活に役立つ技能(9.3%)
- 職業において必要な知識・技能(6.3%)
- 社会問題に関するもの(5.1%)
- 自然体験や生活体験などの体験活動(4.2%)
- 育児・教育(3.0%)
- 情報通信分野の知識・技能(1.8%)
- 就職や転職のために必要な知識・技術(0.9%)
70歳以上が行っている生涯学習
- 趣味的なもの(24.9%)
- 健康・スポーツ(20.3%)
- 教養的なもの(10.8%)
- 社会問題に関するもの(8.0%)
- 家庭生活に役立つ技能(7.5%)
- ボランティア活動のために必要な知識・技術(6.7%)
- 職業において必要な知識・技能(2.8%)
- 自然体験や生活体験などの体験活動(2.6%)
- 情報通信分野の知識・技能、育児・教育(1.8%)
- 就職や転職のために必要な知識・技術(1.3%)
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