40代以上が気をつけたい高血圧 40〜60代以上が実践する対策とその状況
加齢とともに気になるのが高血圧。実際に「血圧が高め」と指摘されたことがある人の割合は年齢の上昇とともに高くなることが、オレンジページくらし予報の調査で分かった。60代以上においては約9割の人が高血圧を指摘されたことがあると回答している。女性の場合、特に気をつけるべきは更年期が始まる40代以降。40〜60代の各年代の高血圧対策を見てみよう。(調査対象:全国の40代以上の男女。男性131名,女性619名)
年齢とともに増える「血圧が高め」
「健康診断や人間ドックで『血圧が高め』もしくは『血圧が低め』と指摘されたことはありますか?」という質問をしたところ、次のような結果となった。年齢の上昇とともに「血圧が高い」と指摘されたことがある人の割合は高くなっていることがわかる。
高血圧対策 〜血圧測定〜
「血圧が高め」と指摘される人が加齢にともない増えるからだろう。「家庭用血圧計を持っていますか?」と聞いたところ、年齢とともに保持率は上がり、60代以上では92.2%の人が持っていると回答した。
なお、「持っている」と回答した人のうち、どの年代においてもそのうち半数以上が「毎日、朝晩計っている」と回答したとのこと。血圧が高めと指摘され血圧測定を習慣にしている人は多いようだ。
高血圧対策 〜食事〜
「血圧が高め」と指摘をされ食事に気をつけている人の割合についても、「血圧が高め」と指摘された人の割合と同様に、年齢にともない高くなることがわかった。「血圧が高め」と指摘されたことをきっかけに食事に気をつけるようになる人が多いのだろう。
なお、食事に気をつけている人に、高血圧対策のために行っている具体的なことを聞いたところトップ3は次のような結果となった。
- 野菜を多くとるようにしている(77.6%)
- 塩分量を控えて料理している(70.3%)
- 麺類の汁は飲まないようにしている(57.2%)
その他、「市販の惣菜や外食を控える」という回答もあった。
高血圧対策 〜運動〜
「血圧が高め」と指摘をされて、運動をしている人も年齢とともに増えている。
なお、具体的な運動方法のトップ3は以下。
- ウォーキング(67.2%)
- ストレッチ・エクササイズ(29.9%)
- 筋力トレーニング(26.9%)
その他、「ジョギング」「ヨガ」「ラジオ体操」「サイクリング」という回答があった。
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