「ワンオペ」連想させるCMにまたも批判 ユニバーサルホーム

住宅メーカーのユニバーサルホームが放映を開始した新CMに、批判の声が寄せられている。ワンオペ育児を連想させたユニ・チャームのCMに批判が殺到したのは記憶に新しいが、またも似たようなことが起きたようだ。

CMでは藤本美貴さんがママ役で出演。子どもが「ママ遊ぼう」「ママ読んで」「ママ…」と呼びかけるが、洗い物、掃除、洗濯に忙しいママは「ちょっと待ってね」の繰り返し。子どもは悲しい表情を見せる。だが、食洗機を備えた新居に移って家事が楽になると、時間ができ子どもの呼びかけにママが応え子どもが喜ぶ。そんなママの姿をソファに座って見ていたパパが、CMの最後で「待ってね、って言わなくなったね」と笑う。

パパの行動に疑問

このストーリー展開に対し、「パパが手伝えばいいじゃん」「旦那にイラつく」「夫が手伝えば妻が子どもに構える時間は長くなる」「ちょっと待ってね、の声が聞こえてるなら旦那さんも手伝いなよ」「食洗機に変えたくらいで解消される忙しさなら旦那の手伝いで変わるでしょ」と言った批判がツイッター上に投稿され今話題になっている。

「(CMに対する)反応が過剰では?」と言った意見も見られるが、最近の傾向としてワンオペ育児を連想させるようなCMは特に女性から批判されることを考えると、こちらのCMにももう少し配慮が必要だったのでは?例えば、パパもママも両方が家事に追われている中、子どもが「パパ、ママ、遊ぼ」と呼びかけるところからストーリーが始まっていれば、パパもママも協力して家事をしているが、それでも時間は足りず慌ただしく、”子どもとの大切な時間が家事に奪われている”様子を描くことはできる。

共働き・子育て中の家庭描くCM  配慮が必要

働く女性の増加といった背景から、家事の時短を図りたい女性に向けたCMという企業サイドの意図は理解できるが、すべての家事をママだけが負担しているようなストーリーでは、「女性が家事を負担することが前提で作られたCMだ」と女性の目に映ってしまうのも無理はない。男女共働き世帯が増え男性の家事・育児参加率が上がっているとは言え、それでもまだまだ家事・育児を主導しているのは女性だ。そんな現実に日々我慢を強いられ夫に不満を感じている女性が多い今、共働き・子育て中の家庭を描くCMには、企業もCM制作者ももう少し配慮したいものだ。

 

 

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