「運動にストイックな県」ランキング 最下位はやはり青森県

アンファー(東京・千代田)は、47都道府県の人を対象に運動に関する調査を実施した(調査対象:47都道府県各100名。男女比50:50、20歳代~60歳代各10人、合計4,700人)。それによると「週に2回以上、30分以上の運動をしている」のは1位が愛知県で、最下位は平均寿命が男女ともに最下位県である青森県だった。その差は51.62スコア(※)で、大きな開きとなっている。

(※)スコアとは
全国4,700人の男女に以下2つの質問を実施。その結果を「2つの基準を満たす人の割合の偏差値」として、各都道府県のスコアを算出。
①週に2回以上の運動を行っているか?
②30分以上の運動を行っているか?

健康スコア

アンファー

同社は1位の愛知県と、最下位の青森県の結果について次のように分析している。

1位の愛知県

ジムに通っていると答えた人が日本一であり、運動の頻度(日/週)も全国3位と、とにかく運動に対してストイックであることが伺えます。また、運動のみならず、健康総合スコアも全国4位となっており、バランスの良い生活習慣が身についていると言えます。また、「パートナーの肥満(外見ケア)を気にしている」という項目では全国2位と、お互い気にしている様子が伺えます。また、愛知県では県をあげて「あいち健康チャレンジという取り組みを実施しており、こちらの取り組みも県民の健康状態に寄与していると考えられます。(引用:アンファー)

47位の青森県

「スポーツ・運動をする」という運動意識は全国1位、「体をうごかす」という健康意識では全国3位となっており、運動しなければならないという意識は高いが、運動頻度(日/週)47位・運動頻度(分/日)は46位で、意識と行動が伴っていません。健康総合スコアでも最下位となっており、さらには厚生労働省が発表している平均寿命も男女ともに全国最下位となっています。1位の愛知県と同じく「パートナーの肥満(外見ケア)を気にしている」という項目では全国2位となっているにも関わらず、この結果の差は、県民性の違いでしょうか。(引用:アンファー)

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