日本人の平均寿命と健康寿命 2018年は延伸し、過去最高を記録(1/3)

2018年の厚生労働省公表によると、日本人の平均寿命健康寿命は共に延伸し、過去最高を更新した。2019年時点での最新情報を以下に掲載。

日本人の平均寿命

厚生労働省が2018年7月に発表した簡易生命表によると、2017年の日本人の平均寿命は男女ともに過去最高を更新し、男性は81.09歳、女性は87.26歳だった。医療技術の目覚ましい発展により今後さらに日本人の平均寿命は伸びることが予想される。

平均寿命とは

平均寿命とは0歳時(出生時)における平均余命のこと。調査年に亡くなった人の平均年齢ではない。例えば2018年に発表された2017年の平均寿命は2017年に生まれた0歳児の平均余命で、男の0歳児なら81.09歳まで、女の0歳児なら87.26歳まで生きるという見方になる。

なお平均寿命は、毎年作成される「簡易生命表」と、5年に1度作成される「完全生命表」の2種類から公表される。簡易生命表は推計値で完全生命表は確定値。

 

日本の生命表として、厚生労働省では、「完全生命表」と「簡易生命表」の2種類を作成・公表しており、「簡易生命表」は、人口推計による人口や人口動態統計月報年計(概数)による死亡数、出生数を基に毎年作成している。また、「完全生命表」は、国勢調査による人口(確定数)や人口動態統計(確定数)による死亡数、出生数を基に5年ごとに作成している。これらの生命表は、特に重要な統計として、統計法に基づき基幹統計に指定されている。引用:平成 29 年簡易生命表の概況,厚生労働省

 

平均寿命の推移 男女別

2017年の日本人の平均寿命は男性が81.09歳、女性が87.26歳。2016年の平均寿命と比較すると、男性は0.11歳、女性は0.12歳伸びた。平均寿命の推移を1947年(昭和22年)から見ると、わずか70年ほどで男女ともに約30年延伸したことがわかる。同時に男女差も大きくなり、1947年(昭和22年)では男女差が3.90歳だったが2017年(平成29年)には6.17歳にまで広がっている。

平均寿命の年次推移

厚生労働省「平成29年簡易生命表の概況」よりウーマンズラボ編集部が作成

平均寿命 都道府県ランキング

厚生労働省が2017年12月13日に発表した最新の都道府県別の平均寿命ランキング(2015年)は次の通り。

都道府県別 平均寿命ランキング(2015)
男性 女性
順位 都道府県 平均寿命 順位 都道府県 平均寿命
1 滋賀 81.78 1 長野 87.675
2 長野 81.75 2 岡山 87.673
3 京都 81.40 3 島根 87.64
4 奈良 81.36 4 滋賀 87.57
5 神奈川 81.32 5 福井 87.54
6 福井 81.27 6 熊本 87.49
7 熊本 81.22 7 沖縄 87.44
8 愛知 81.10 8 富山 87.42
9 広島 81.08 9 京都 87.35
大分 81.08 10 広島 87.33
11 東京 81.07 11 新潟 87.32
12 石川 81.04 12 大分 87.31
13 岡山 81.03 13 石川 87.28
14 岐阜 81.00 14 鳥取 87.27
15 宮城 80.99 15 東京 87.26
16 千葉 80.96 16 奈良 87.25
17 静岡 80.95 17 神奈川 87.24
18 兵庫 80.92 18 山梨 87.22
19 三重 80.86 19 香川 87.21
20 香川 80.85 20 宮城 87.16
山梨 80.85 21 福岡 87.14
22 埼玉 80.82 22 宮崎 87.12
23 島根 80.79 佐賀 87.12
24 新潟 80.69 24 静岡 87.10
25 福岡 80.66 25 兵庫 87.07
26 佐賀 80.65 26 高知 87.01
27 富山 80.61 27 三重 86.99
群馬 80.61 28 長崎 86.97
29 山形 80.52 29 山形 86.96
30 山口 80.51 30 千葉 86.91
31 長崎 80.38 31 山口 86.88
32 宮崎 80.34 32 愛知 86.86
33 徳島 80.32 33 群馬 86.84
34 茨城 80.28 34 岐阜 86.82
北海道 80.28 愛媛 86.82
36 沖縄 80.27 36 鹿児島 86.78
37 高知 80.26 37 北海道 86.77
38 大阪 80.23 38 大阪 86.73
39 鳥取 80.17 39 埼玉 86.66
40 愛媛 80.16 徳島 86.66
41 福島 80.12 41 和歌山 86.47
42 栃木 80.10 42 岩手 86.44
43 鹿児島 80.02 43 福島 86.40
44 和歌山 79.94 44 秋田 86.38
45 岩手 79.86 45 茨城 86.33
46 秋田 79.51 46 栃木 86.24
47 青森 78.67 47 青森 85.93

     「平成27年都道府県別生命表の概況(厚生労働省)」より作成

平均寿命 市区町村別ランキング

厚生労働省が2018年4月17日に発表した最新の市区町村別の平均寿命ランキングは次の通り。トップ10に複数ランクインしたのは、男性、女性ともに神奈川県の市区町村だった。ワースト1位は男性、女性ともに大阪府大阪市西成区。

  • <上位5市区町村(男性)>
    【1位】神奈川県横浜市青葉区(83.3歳)
    【2位】神奈川県川崎市麻生区(83.1歳)
    【3位】東京都世田谷区(82.8歳)
    【4位】神奈川県横浜市都筑区(82.7歳)
    【5位】滋賀県草津市(82.6歳)
  • <上位市区町村(女性)>
    【1位】沖縄県中頭群北中城村(89.0歳)
    【2位】沖縄県中頭群中城村(88.8歳)
    【3位】沖縄県名護市(88.8歳)
    【4位】神奈川県川崎市麻生区(88.6歳)
    【5位】石川県野々市市(88.6歳)
    →6位以降は「市区町村別平均寿命 」(厚生労働省)に掲載

 

  • <下位5市区町村(男性)>
    【1位】大阪府大阪市西成区(73.5歳)
    【2位】大阪府大阪市浪速区(77.5歳)
    【3位】青森県東津軽郡平内町(77.6歳)
    【4位】青森県むつ市(78.1歳)
    【5位】青森県北津軽郡中泊町(78.1歳)
  • <下位5市区町村(女性)>
    【1位】大阪府大阪市西成区(84.4歳)
    【2位】北海道稚内市(85.1歳)
    【3位】福島県西白河郡西郷村(85.2歳)
    【3位】青森県東津軽郡蓬田村(85.2歳)
    【5位】岩手県釜石市(85.3歳)
    →6位以降は「市区町村別平均寿命 」(厚生労働省)に掲載

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