業界初 不定愁訴の患者向け「整体の人間ドック」
有限会社パンダライフ(広島市)が運営するパンダ接骨鍼灸院は、腰痛・肩こり・膝痛・産後の骨盤不良・姿勢不良・猫背・頭痛・不眠などの不定愁訴に悩む患者向けに、その原因を特定する検査を開発することに整骨院業界で初めて(※)成功し、「整体の人間ドック」として特許を出願した。(※)パンダライフ調べ
検査は次の11項目で、所要時間は90〜120分。
- 運動機能評価(ライフ25)
- 歩行距離テスト(2ステップ)
- スタンドアップテスト(立ち上がり)
- 平衡感覚運動機能テスト(閉眼片足)
- 姿勢分析(写真撮影)
- 自律神経バランス(TAS9)
- 血液循環分析
- ROM(関節可動域テスト)
- DA(ダイナミックアライメント)、PM(股関節屈曲)、LP(重心移動)、WALL(壁直立)
- 徒手検査
- HI-V
これらの検査により、次のようなことを明確に測定できるという。
- 身体の状態を、筋肉・骨格・動作など、原因を多角的に分析
- 自身の姿勢タイプを知ることで、日常生活で体の使い方の悪習慣を特定
- 頭痛や不眠などが自律神経の乱れによるか判断
- 痛みが出ている所が、原因を生み出しているかどうかを判断
- 使えている筋肉、弱っている筋肉が分かり、どの筋肉を鍛える必要があるか分かる
不定愁訴は男性よりも女性に多く、また、病気ではないため「うまく付き合っていくしかない」と不調の改善を諦めたり、セルフケア難民に陥っている女性は多い。そんな女性たちにとって不定愁訴に特化した整体ドッグは、適切な改善策を見つけるための重要なヒントをくれる検査として注目を集めそうだ。
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